日本オラクル、日立、日立システムの3社、サーバ仮想化で協業
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今回の合意により、日本オラクルは、サーバ仮想化ソフトウェアの「Oracle VM」や「Oracle Database」を、また日立は、ローエンドディスクアレイ「Hitachi Simple Modular Storage 100」(日立SMS100)を日立システムに提供する。日本オラクルと日立との共同での互換性、ならびに相互接続検証のもと、日立システムは、すでに提供を開始している「仮想化ソリューション」にSMB市場向けモデルを追加するなど、ソリューションを強化していく予定。3社は、今後も、本仮想化ソリューションの事業拡大に向け、共同でのセミナー開催など、マーケティング・拡販活動を積極的に進めていくとしている。
近年、中級クラスPCサーバである“コモディティ・サーバ”の普及により、サーバ導入コストが低下する一方で、増え続けるサーバに対する運用管理コストが増加傾向にある。今回、日本オラクル、日立、日立システムの3社は、SMB市場向けに、各社の持つ製品を組み合わせたサーバの仮想化ソリューションを提供することにより、業務システムの変化に対しても柔軟に対応できる高信頼なシステム環境を実現するのが狙いとなる。
本仮想化ソリューションを構成する「Oracle VM」は、オープンソースの仮想化ソフトであるXenをハイパーバイザに採用したサーバ仮想化ソフトウェア。「日立SMS100」は、コントローラや電源などの主要部での二重化構造を持つ他、システム導入後もデータ入出力や性能の負荷バランスを自動的に調整できるディスクアレイとなっている。日本オラクルと日立の製品を組み合わせることで、高性能・高信頼性の実現だけでなく、価格面やシステム運用面で優れた仮想化環境を提供し、企業の情報システム基盤に最適なITリソースを提供することが可能となるという。また、「Oracle Database Enterprise Edition」による「Oracle Real Application Clusters」や「日立SMS100」の上位モデルであるミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」を利用し、より高い性能やシステム拡張性が求められるより大規模なシステム構成に対応することが可能となるとのこと。
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