オラクルとオムロン、環境の持続可能性に向けた新ソリューションを共同開発 | RBB TODAY

オラクルとオムロン、環境の持続可能性に向けた新ソリューションを共同開発

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 オラクルとオムロンは米国現地時間12日、サンフランシスコで開催中の「Oracle OpenWorld」にて、企業の電力消費と二酸化炭素排出量の削減を支援する新ソリューションを共同開発することに合意したと発表した。

 これは製造業における直接現場と間接現場の電力消費と二酸化炭素排出量を、生産活動に関連付けて記録するソリューションとなる。センサーおよび制御機器の有力企業であるオムロンは、製造業を中心に電力消費の可視化により顧客を支援し、環境に配慮した運用を推進する設備、システム、ソリューションを提供している。オムロンのセンサーおよび制御機器を採用する工場は、電力消費情報を製造現場の設備および個別機器レベルで測定することが可能になる。長年にわたってオラクルのアプリケーションおよび技術の顧客であるオムロンは、新ソ リューションの開発において、このソリューションの実証実験の場を提供し、将来的には世界中の工場やオフィスへ拡げることも視野に入れた協力を計画しているという

 具体的にはオムロンのセンサーとオラクルのサプライチェーン管理製品「Oracle Manufacturing Operations Center」の連携により、新アプリケーションはオムロンのセンサーとその他の電力計が計測したリアルタイムの電力消費データと、生産現場フロア制御システムおよび機器が計測した生産データを統合する。この製品はさらに、エネルギー管理の取り組みと同様、認定された炭素排出および温室効果ガス報告の情報ソースとして活用することが可能な環境データリポジトリを提供できるよう設計されているという。

 オムロンの環境事業推進本部長である勅使川原 正樹氏は「多くの環境配慮型企業と同様に、我々は電力消費と二酸化炭素排出量を監視するのみに留まらず、飛躍的にこれらを削減したいと考えています。オラクルの新しいアプリケーションの導入によって、ようやく目標を達成する道が見えると期待しています。オラクルと密接に協力し、市場にこの分野で初となるソリューションを創造することを楽しみにしており、このソリューションが環境の持続可能性を考える経営管理の基盤になるであろうと確信しています。オムロンのセンシング技術と電力消費削減における実践的ノウハウ、および、オラクルの新しいグリーンソリューションとの連携により、我々は10%以上のエネルギー消費を削減できると期待しています」とのコメントを寄せている。本製品は、2010年より提供開始となる予定。
《冨岡晶》

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