ワンクリ詐欺やグロ画像に遭遇した生徒がほぼ半数! 〜 慶大、デジタルアーツ共同調査
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高校生のインターネット利用実態や意識の把握などを目的として、慶應義塾高等学校(横浜市港北区)の第一学年全生徒を対象に、6月8日〜12日の5日間で、両者が共同で調査の企画・実施・分析を行ったもの(有効回答数719)。
それによるとまず、調査対象の生徒家庭は、94%が自宅でパソコンを利用できる環境にあり、25%程度が専用パソコン端末を保有していた。そして生徒の22%がインターネット上のトラブルに遭遇しており、ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺に遭ったり、思いがけないグロテスク画像に遭遇したりした生徒は、約50%に上ったという。インターネット利用に関するルールを親子で設定している場合もそうでない場合も、インターネット上のトラブルに遭遇する割合はいずれも30〜40%程度であり、大きな差異はなかった。また両親から、インターネット上のトラブルを回避する方法について教わった経験がある生徒は14.3%、携帯電話利用のトラブルを回避する方法については6.7%にとどまったという。
今回の調査結果からは、生徒がインターネット上のトラブルに遭遇しないためには、インターネット利用に関するルール設定だけでなく、フィルタリング導入など何らかの具体的施策の必要性が示唆されるとともに、インターネットのリスクに関する教育の重要性が確認されたと同調査ではしている。また社会的に大きく報道された「出会い系サイト」などは危険性の認識がすでに生徒へ定着しているが、他方、掲示板サイトやブログなどは、教師や両親との話し合いが必要であるとの認識を持つ生徒が76.2%となり、授業前よりも20%増加した。
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