飲み会の席などで余興として行われる「一発芸」だが、どのような一発芸が好まれているのか。アイシェアはネットユーザーを対象に「一発芸」に関する調査を実施。20代から40代の男女575名の回答を集計した。 調査結果によると、人前に立って何かを発表・披露することは好きかとの問いに、「好き」が2.4％、「どちらかというと好き」が12.2％で、「好き派」は合わせて14.6％（84名）だった。「どちらかというと嫌い」は31.1％、「嫌い」は54.3％にのぼり、性別・年代問わず苦手な人が多いという結果となった。 実際に「一発芸」をもつ人はどのくらいいるのか聞いてみたところ、飲み会などで求められたときすぐに披露できる一発芸が「ある」としたのは5.4％（31名）で、40代では8.6％とやや高めだった。 その芸を自由回答で答えてもらったところ、約半数が「モノマネ」をあげ、少数ではあるが、「モノマネ」が一発芸の“王道”であることをうかがわせた。ちなみに一発芸がある人のうち、一発芸用のグッズや必要な材料をインターネットで購入したことが「ある」としたのは2名だった。 今度は回答者全員に、もし飲み会などでどうしてもひとつだけ披露しなければならないなら、どの芸を選ぶか答えてもらった。1位は「マジック」の25.9％、2位は僅差で「はやりの一発ギャグ（24.9％）」。3位には「モノマネ（22.8％）」がランクイン。以下、「ダンス」「ひとり芝居（コントなども含む）」は10％以下だった。 男女別で見ると、男性で「はやりの一発ギャグ」が29.8％と女性を11.2ポイント上回り1位に。女性は「ダンス」が10.7％と男性より8.8ポイント高かい点が目立っている。また、人前で発表・披露することを好む人では「モノマネ」が36.9％でトップとなった。一方、消極的な人では「マジック」が28.5％で最も多く、「モノマネ（20.4％）」は3位にとどまるなど異なる傾向があるようだ。 今後、飲み会などの機会があった際にやってみたい一発芸を自由回答形式で聞くと、「マジック」や「歌のものまね」といった大きな括りでの回答が多数。モノマネ関連では「ピンクレディー」「アントニオ猪木」などの定番ものや、「オードリーの春日」「天津木村」など今人気のお笑い芸人も挙げられていた。
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