トラブルを疑似体験! 〜 NEC、実際にケータイを使う情報モラル教育ソリューションを新発売 | RBB TODAY
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トラブルを疑似体験! 〜 NEC、実際にケータイを使う情報モラル教育ソリューションを新発売

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体験型実践授業の様子
  • 体験型実践授業の様子
 NECは26日、携帯電話を活用し情報モラル教育を行うためのソリューション「UNIVERGEケータイdeモラル ソリューション」を発表した。全国の教育委員会向けに28日より販売活動を開始する。

 「UNIVERGEケータイdeモラル ソリューション」は、携帯電話やインターネットを巡る青少年のトラブルが多発している現状を受け商品化されたもの。子供たちに情報サイトの仕組みを理解させるとともに、その危険性について、携帯電話を活用した体験型実践授業を通して、子供たちが自ら考え、判断し、行動できることを支援する。

 岩手県立総合教育センターでの実証実績に基づき、NECが商品化し、同教育センターではすでに全国4か所の小学校、高校の授業や教職員研修で実績があるとのこと。岩手県立水沢高等学校の授業では生徒の89%が「この様な授業の回数が増えたらいいと思う」と回答した。その他にも、「何に気をつければよいのか学べたので自信につながった」「1つ1つの行動も良く考えてしなければいけないと、改めて気をつけようと思う」などの回答が寄せられたという。

 「UNIVERGEケータイdeモラル ソリューション」では、授業を行う教室内でのみ利用を可能としたFOMA/無線LANデュアル端末を全生徒に配布。教室内に設置した無線アクセスポイントを経由して各生徒が教材用の情報サイトにアクセスし、掲示板への書き込みやプロフの作成を行うなど体験的な授業を実現する。携帯サイトの仕組みを理解することに加え、情報化社会におけるモラル教育を行う。たとえば、匿名でインターネットに書き込んでも、IPアドレスから個人を特定できることなどを教え、子供たちに電子メールによるいじめや中傷などは絶対にしてはならないとの気付きを与える。システム一式と学習指導案やシステムの利用マニュアルなどは、可搬ケースに収納されており、設置や移動も容易とのこと。価格は500万円から(税別、FOMA/無線LANデュアル端末40台規模の場合。SI費込み、保守、運用費を除く)を予定しており、NECでは全国の約1900の都道府県ならびに区市町村教育委員会向けに積極的に拡販を図るとしている。
《冨岡晶》
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