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日本IBM、ブレードサーバ「BladeCenter LS42仮想化専用モデル」発表 〜 関連ソフトラインアップも追加

エンタープライズ ハードウェア
IBM BladeCenter LS42仮想化専用モデル
  • IBM BladeCenter LS42仮想化専用モデル
 日本IBMは5日、ブレードサーバの新製品となる「IBM BladeCenter LS42仮想化専用モデル」の販売を開始した。出荷開始は19日より。

 「IBM BladeCenter LS42仮想化専用モデル」は、従来製品の「IBM BladeCenter LS42」を仮想化によるサーバ統合に最適な構成にしたもの。4倍の16GBメモリを標準搭載し、仮想化用オペレーティング・システム「VMware ESXi 3.5」を導入した付属USBドライブから起動させることで仮想化環境を簡単に構築できる。ブレードサーバに搭載されているAMD OpteronクアッドコアCPUでは最速の2.7GHz動作周波数のCPU4個を標準搭載する。最小構成価格は1,995,000円(税込)〜。

 また日本IBMでは、仮想化用オペレーティング・システムのVMware関連製品71種類を同日に追加した。これにより合計154のVMware製品が提供されることとなる。なかでも今回、「VMware View 3」(旧称:VMware Virtual Desktop Infrastructure)のEnterprise版とPremier版の2つのバージョンが追加された。これらは、任意に配置されたOSやハードウェア、アプリケーションおよびユーザをそれぞれ独立して管理するための仮想デスクトップ・ソリューション・ソフトウェアで、従来機能に加えVMware View Composer、VMware ThinAppの機能が提供される。使用期間やパッケージ内容により、8000円から2,460,000円の価格で、12日から出荷を開始する。

 そのほか企業やデータセンター規模での仮想化を実現するサーバ用ソフトウェア「VMware Infrastructure 3」において、5年サブスクリプション製品の販売も開始された。5年サブスクリプション製品の価格は34,000円〜1,750,000円で、12日から出荷される。サブスクリプション期間中の製品に対する修正や機能拡張の提供が含まれる。「IBM BladeCenter LS42仮想化専用モデル」に加え、「VMware View 3」および「VMware Infrastructure 3」の5年サブスクリプション製品の提供により、日本IBMは、ラージエンタープライズ・クラスのデータセンターから中堅・中小企業のサーバの仮想統合からクライアント統合までカバーするソリューション製品を提供できるとしており、顧客の仮想化への取り組みを総合的に支援していくとのこと。なお「VMware View 3」および「VMware Infrastructure 3」はヴィエムウェア社からのOEM提供。
《池本淳》
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