リコー、ドラッグ＆ドロップでアップロード可能なウィジェット「quanp drop」を提供開始

ブロードバンドその他

2009年3月5日（木） 15時01分

「quanp drop」ではドラッグ＆ドロップで複数ファイルを一括アップロード可能（デザインはLight）

　リコーは5日、コンシューマ向けWebサービス「quanp（クオンプ）」用の専用ウィジェット第2弾として、「quanp drop（クオンプドロップ）」の提供を開始した。

　「quanp」は、デジタルカメラで撮影した写真やパソコンで作成した文書など、さまざまな情報を簡単な操作でWeb上にアップロードし、活用するためのWebサービス。「quanp drop」は、デスクトップ上に表示したウィジェットにドラッグ＆ドロップするだけで、複数のファイルを一括して「quanp」にアップロードできるツール。専用クライアントソフト「quanp.on」やWebブラウザ対応版「quanp.net」が起動していなくても、即座にアップロードが行えるのが特徴。簡単操作で複数ファイルをまとめてアップロードできるため、大量のファイルの扱いがより手間なく簡単になった。アップロードしたファイルは、quanpの全文検索／キーワード検索などで探し出せるため、気軽にWeb上でデータの管理ができるとのこと。

　プラットフォームとしてAdobe AIRを採用しており、WindowsだけでなくMacからも利用可能。「quanp drop」のデザインとしては、「Light」「Hole」「Simple」の3つのテーマごとにデザイン（合計10種類）が用意されており、それぞれにオリジナルなアニメーション機能が付いている。「quanp drop」には、用途に合わせて「Quantum」「Standard」「Trial」の3つのコースが用意されており、月額料金は、「Quantum」（最大利用容量100GB）が980円、「Standard」（10GB）が300円、「Trial」（1GB）が無料。

《池本淳》