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インテルと米ヤフー、テレビを見ながらインターネットコンテンツを楽しめる「Widget Channel」計画を発表

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インテルと米ヤフー、「Widget Channel」計画を発表
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 インテルと米ヤフーは21日、インテル・アーキテクチャー採用のテレビおよびデジタル家電に最適化したテレビアプリケーション・フレームワーク「Widget Channel」の計画を発表した。

 同発表は、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF) Fall 2008」において現地20日に行なわれた。これによると、Widget Channelでは、ユーザーが好きなテレビ番組を見ながら、同時にテレビ向けのリッチなインターネット・アプリケーションを楽しむことができるという。

 WidgetChannelは、従来のテレビではできなかった視聴体験を実現するもので、第5世代のYahoo! ウィジェット・エンジンによりサポートされる予定。このプラットフォームは、テレビのリモコンで簡単にアクセスできるように設計された「テレビウィジェット」(小規模なアプリケーション群)を提供することにより、視聴者がインターネット上のリッチなコンテンツや情報、オンライン・コミュニティーなどを利用できるようにするものだ。

 また開発者は、JAVASCRIPT/XML/HTML/Adobe Flash技術を使ってWidget Channel用のアプリケーションを開発できるため、従来のPC向けアプリケーション開発を応用して、テレビおよびデジタル家電向けアプリケーションを開発できる。米ヤフーは、Yahoo! ウィジェット・エンジンのサポートに加え、インターネット・サービスをベースにカスタマイズされたヤフー・ブランドのテレビウィジェットを提供するという。

 一方のテレビ視聴者は、「テレビウィジェット」を使用することにより、ビデオの視聴はもちろん、株価チェックやスポーツの試合観戦、友人とのチャット、あるいは最新のニュースへのアクセスなどを楽しむことができる。視聴者にしてみれば視聴番組をさらに掘り下げて楽しむことができ、例えば、新しいコンテンツやサービスを見つけ、自分のお気に入りを友人や家族と共有することができる。また、テレビウィジェットは、Yahoo!ファイナンス/Yahoo! スポーツ/Blockbuster/eBayのような一般的なインターネット・サービスをベースにしているため、視聴者にあったスタイルにパーソナライズすることができるという。

 インテルと米ヤフーは今後、Widget Channelの開発および展開を予定しているBlockbuster/CBS Interactive/CinemaNow/Cinequest/Disney-ABC Television
Group/eBay/GE/Group M/Joost/MTV/サムソン/Schematic/Showtime/東芝/Twitterを含む業界の主要企業と協力していく方針だ。これらの企業に加え、ほかの企業や個人もWidget Channelフレームワークを使い、テレビウィジェットを導入、差別化を進めていけば、多様なテレビおよびデジタル家電向けに利用することができる。
《近藤》
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