富士通ソフトウェアテクノロジーズ、「組込みサービス for Android」提供開始 | RBB TODAY
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富士通ソフトウェアテクノロジーズ、「組込みサービス for Android」提供開始

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 富士通ソフトウェアテクノロジーズは29日、組込み機器のプラットフォームとしてGoogle Android(アンドロイド)の採用を検討している顧客向けに、「組込みサービス for Android」の提供を開始した。

 よりリッチなユーザインターフェイスを持つ組込み機器や、ネットワーク上のサービスやコンテンツへのアクセスが柔軟に行える組込み機器の開発を可能とするもので、このサービスにより、携帯電話、車載システム、情報家電システムなど、高機能化が著しい組込み機器に対して、Androidが新しい組込みプラットフォームとして活用できる見込みだ。

 同社では、フリースケール・セミコンダクタ社製 i.MXアプリケーション・プロセッサ上にポーティングし、2008年11月開催の組込み総合技術展(Embedded Technology 2008)での参考出品を実現、今回のサービス開始に至ったという。サービスは、コンサルティング・サポート、トレーニング、エンジニアリング、ミドルウェア組込みなどで構成されており、Androidを調査・検討する工程では、同社エンジニアが顧客の要件・要求からAndroidの適切な利用方法を提案し、既存の資産がある場合にはスムーズな移行方法を提示する。また顧客、特にエンジニアに、Androidを理解してもらうためのトレーニングサービスも提供する。組込み機器へのLinux、Androidのポーティングをはじめ、ブートローダー、カスタムドライバ、および、アプリケーションなど、さまざまなソフトウェアの開発サービスも提供されるほか、富士通汎用組込みミドルウェア「Inspiriumシリーズ」やオープン・ソース・ソフトウェアなどの各種ミドルウェアを、顧客の組込み機器向けにポーティング、カスタマイズするサービスも提供される。費用は個別見積。 なお同社では、「組込み Android セミナー」「TEDソリューションセミナー2009(Android編)」なども実施の予定。
《冨岡晶》
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