東芝、国内で初めてEDR規格準拠のBluetoothワンチップLSIを発売〜車載向け分野で活用 | RBB TODAY
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東芝、国内で初めてEDR規格準拠のBluetoothワンチップLSIを発売〜車載向け分野で活用

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 東芝は27日、カーオーディオやカーナビなどの車載向けに、ハンズフリー通話に必要な音声処理と携帯電話などで再生した音楽のワイヤレス通信に対応したBluetoothワンチップLSI「TC35655IXBG」を発表した。
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 東芝は27日、カーオーディオやカーナビなどの車載向けに、ハンズフリー通話に必要な音声処理と携帯電話などで再生した音楽のワイヤレス通信に対応したBluetoothワンチップLSI「TC35655IXBG」を発表した。2009年1月からサンプル出荷される。

 「TC35655IXBG」は、Bluetooth通信で高速化を実現する「EDR(Enhanced Data Rate)規格」に準拠しており、ワンチップLSIでは、国内メーカー初の製品化となる。音楽再生処理用のARM926TM CPUコアとBluetooth EDR規格に準拠した無線通信コアを、RFCMOS技術で配置を最適化することで信号の相互干渉を解消、ワンチップ化を実現した。これにより、同社従来製品に比べてチップ面積が約28%削減されているという。製品サイズは11×11×1.2mm(225 ボールBGA)。

 HFP1.5, A2DP1.2, AURCP1.4, OPP1.1, PBAP1.0, HSP1.1, DUN1.1, SPP1.1などのBluetoothの各種Profileが動作する通信コアを搭載しており、Bluetooth通信と音楽再生機能を高効率で連動処理可能となっている。さらにRF部では、バイアス電流合成方式による温度補償技術により、動作温度範囲内全体で高い受信感度を実現した。サンプル価格は4,000円で、量産予定数量は30万個/月。
《冨岡晶》
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