電子カルテ情報サービス「ポケットカルテ」、10,000ユーザを突破 | RBB TODAY
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電子カルテ情報サービス「ポケットカルテ」、10,000ユーザを突破

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 ウィルコム、日本サスティナブル・コミュニティ・センター、アピウス、メディカルコミュニケーションは3日、共同開発した携帯向け電子カルテ情報サービス「ポケットカルテ」が、正式サービス開始4か月で、10,000ユーザを突破したことを発表した。

 「ポケットカルテ」は、モバイルを利用して医療分野のICT化を推進し、医療機関・利用者の双方にとって安心・安全な医療環境の実現を目指すプロジェクト。現在、特定健診結果の管理、紹介状(診療情報提供書)の管理の機能が提供されている。正式サービスを開始したのは2008年10月1日で、2009年1月末までの4か月間で10,000ユーザを突破したとのこと。PHSまたは携帯電話から会員登録を行うことで誰でも利用可能だ。

 今後は、日常および緊急時に必要な医療・健康情報を即座に取り出せるサービスとして拡充、さらなるユーザの獲得を目指すという。具体的には、入退院サマリーの管理、薬の服用管理を行う「お薬手帳」機能のモバイル対応、外観から検索できる「お薬検索」機能の充実、アピウス提供の電子カルテ「エクリュ」にポケットカルテの電子カルテ管理フォーマット(CDAR2)を対応させるなどが予定されている。

 なお「ポケットカルテ」は、バイルコンピューティングの普及促進団体であるMCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が主催する「MCPC award 2009」グランプリ(大賞)および総務大臣賞候補にノミネートされているた。グランプリは19日の表彰式で発表される予定だ。
《池本淳》
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