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ソニー、サイバーショットTシリーズにハイビジョン動画撮影対応の新モデル

IT・デジタル デジカメ
DSC-T900
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 ソニーは19日、高性能「折り曲げ式レンズ」を採用する薄型コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットT」シリーズの新モデルとして、「ハイビジョン動画撮影」機能を搭載する「DSC-T900」と「DSC-T90」を発表。3月13日に発売する。価格はオープンで、予想実売価格はDSC-T900が45,000円前後、DSC-T90が38,000円前後。

 両製品は、画像処理エンジン「BIONZ」の進化させることで、高画質・高圧縮なMPEG-4 Visual圧縮方式のMP4ファイルフォーマットを採用する「ハイビジョン動画撮影」機能を搭載。1,280×720ピクセル(約30fps、プログレッシブ方式)の高画質なハイビジョン動画を、4GBのメモリースティックデュオに最大約82分記録できる。カメラ機能としては、新開発の有効1,210万画素1/2.3型「Super HAD(スーパーハッド) CCD」や光学式手ブレ補正、光学4倍ズームのカール・ツァイス「バリオ・テッサー」レンズを備える。

 また、個別機能だった「オート」撮影モードや顔検出機能「顔キメ」、「おまかせシーン認識」などを、より使いやすい「おまかせオート」撮影モードとして一本化。新たに、人物の顔の動きを検出した際に自動的にISO感度を上げてシャッタースピードを速くし、顔のブレを自動で抑える「顔動き検出」機能を搭載する。

 そのほかの機能として、笑顔を検出して自動的にシャッターを切る「スマイルシャッター」、自動的にマクロモードに切り替わりピントやホワイトバランスを調整して料理を明るく色鮮やかに撮影できる「料理モード」、直感的に撮影や再生などの操作を行える「タッチパネル」方式採用の液晶ディスプレイなどを備える。

 共通仕様として、F値はF3.5〜4.6。シャッタースピードは1/1000〜2秒。最大ISO感度は3200。内蔵フラッシュメモリは11MBで、記録メディアはメモリースティックデュオ/メモリースティックPROデュオ/メモリースティックPRO-HGデュオ。対応記録フォーマットは静止画がJPEG、動画がMPEG4。インターフェースはUSB2.0/AV出力。

 DSC-T900は、ズームや動画の切り替えがワンタッチでできる集中ボタンと3.5型エクストラファイン液晶を搭載。カラーはレッド/ブロンズブラウン/シルバー/ブラックの4色。レッドとブロンズブラウンの塗装には、特殊な手法によりアルマイトに細かなグラデーションを付ける工程を加えている。また、レンズカバーに光沢感を出す加工を施し、高級感と光沢感のあるボディを実現しているという。バッテリフル充電時の最大撮影枚数は約200枚。本体サイズは幅97.9×高さ57.8×奥行き16.3mm、重さは147g(バッテリなど含む)。付属品はバッテリチャージャー/マルチ端子専用USB・AVケーブル/リストストラップ/ペイントペンなど。

 DSC-T90は、独自開発の光学式手ブレ補正機構内蔵レンズと高密度設計により、レンズカバーを除く最薄部では世界最薄をうたう厚さ13.9mmを実現。3型クリアフォト液晶プラスを搭載し、ボディにはステンレスを採用して強度を高めている。また、薄くヘアライン加工を施したレンズカバーには、DSC-T900と同様に表面に光沢感を出す加工を行っている。カラーはホワイト/ブラウン/ピンク/ブルー/ブラックの5色。中でもホワイトは塗装にこだわり、重ね塗りと女性に人気の高いパール塗装を施している。バッテリフル充電時の最大撮影枚数は約220枚。本体サイズは幅93.6×高さ57.2×奥行き15mm、重さは151g(バッテリなど含む)。付属品はバッテリチャージャー/マルチ端子専用USB・AVケーブル/USBケーブル/AVケーブル/リストストラップ/ペイントペンなど。
《近藤》
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