伊藤忠テクノソリューションズとトレンドマイクロ、仮想環境におけるセキュリティを共同展開 | RBB TODAY
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伊藤忠テクノソリューションズとトレンドマイクロ、仮想環境におけるセキュリティを共同展開

エンタープライズ その他
「Trend Micro InterScan Web Security」概念図
  • 「Trend Micro InterScan Web Security」概念図
  • 「Trend Micro InterScan Web Security Virtual Appliance」概念図
 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とトレンドマイクロは19日、仮想環境におけるセキュリティソリューションを共同展開することを発表した。

 CTCは、トレンドマイクロのWebゲートウェイ向けバーチャルアプライアンス「Trend Micro InterScan Web Security Virtual Appliance」(IWSVA)およびメッセージングゲートウェイ向けバーチャルアプライアンス「Trend Micro InterScan Messaging Security Virtual Appliance」(IMSVA)を3月から販売開始する。

 トレンドマイクロのIWSVAおよびIMSVAは、ヴイエムウェア社のVMware ESXの仮想化環境上で動作するバーチャルアプライアンス製品。セキュリティソフトとOSを1つにまとめたインストールイメージであるため、VMware ESXを用いた仮想化環境に即座に導入可能となっている。ちなみに国内市場における2006年のサーバ出荷台数の7.4%が仮想化サーバであり、2011年には国内サーバ市場の39.4%にあたる30万3,800台が仮想化サーバになると予測されている。

 IWSVAは、ウイルスチェックだけでなくURLフィルタリングやWebレピュテーション機能を実装。IMSVAでは、ウイルスやスパイウェアといった不正プログラムをブロックし、Emailレピュテーション機能により効果的なスパムメール対策が行える。両社は、CTCの仮想化環境向け検証施設「Competency Center for VMware」にて、トレンドマイクロのIWSVAおよびIMSVAを共同検証し、システムのスケーラビリティやトラフィックに応じた柔軟な運用を実証した。これにより、システム環境や運用状況に応じた柔軟なセキュリティソリューションを提供可能とのこと。さらに今後は、「VM pool」をはじめとするCTC独自の仮想化ソリューションと組み合わせるなど、セキュリティソリューションの強化を図る方針だ。
《冨岡晶》
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