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CTCがASEAN地域向けのシステム監視サービスを展開

エンタープライズ セキュリティ
CTC Global Sdn Bhdはマレーシアで金融や公共などのエンタープライズ向けに40年以上システムサービスを提供している企業。
  • CTC Global Sdn Bhdはマレーシアで金融や公共などのエンタープライズ向けに40年以上システムサービスを提供している企業。
 CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)はマレーシアなどASEAN地域において、ITシステム運用の24時間監視サービス「CTC Proactive Service(CPS)」を11月28日から開始する。グループ会社であるCTCグローバル マレーシア(CTC Global Sdn Bhd)と共同で行うもので、ASEAN地域の日系企業などを対象として、1年間で50社からの受注を見込む。

 提供されるサービス「CPS」は、障害対策の監視、システム運用プロセスの自動化(RBA:Run Book Automation)などで構成され、これによって運用業務の効率化を図る。このサービスにより、障害対応業務の約60%を定型化できるだけでなく、作業の効率化によって運用コストを最大30%削減できるという。ユーザーが自社のシステムの状況をリアルタイムで監視することができるポータルサイトや、多言語(対応は英語、マレー語、中国語)でのヘルプデスクサービスも用意される。

 防犯目的ではないが、ネットワークを活用したシステム監視パッケージ、しかも諸外国対応という意味から注目される。
《防犯システム取材班/宮崎崇》
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