日立、シンクライアント使用の「セキュアクライアントソリューション」に新メニュー追加 | RBB TODAY
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日立、シンクライアント使用の「セキュアクライアントソリューション」に新メニュー追加

エンタープライズ その他
 日立製作所は30日、シンクライアントシステムを使った情報漏洩防止ソリューション「セキュアクライアントソリューション」に、シトリックス・システムズ・ジャパンのデスクトップ仮想化技術「Citrix XenDesktop」を活用した「統合型」メニューを追加、提供を開始した。

 従来の「セキュアクライアントソリューション」では、遠隔地のシンクライアント端末から自席PCへのアクセスを実現する「ポイント・ポイント型」、ユーザが1台のクライアントブレードを占有できる「ポイント・ブレード型」、「Citrix XenApp」を利用した方式で複数のユーザをサーバ上で効率的に集約できる「センター型」の3つの接続方式を提供してきた。

 今回あらたに提供される「統合型」は、最適なデスクトップ環境の接続先を一元管理でき、ユーザごとの利用状況に応じた最適な接続方式の選択ができるようになっているのが特徴。ユーザの利用実態にあわせてきめ細かく対応することで、従来よりもシンクライアントの適用範囲を広げることを目的としている。加えて、同社試算によると、企業内PCクライアント環境の導入・運用に関わるTCO(Total Cost of Ownership)が、一般的なクライアント・サーバシステムに比べ約26%削減可能とのこと。

 さらにこれに合わせ、業界初となる「Citrix XenDesktop」対応のクライアント統合用管理ソフトウェア「FLORA bd Link」を開発。日立独自開発のブレード型クライアントPCであるクライアントブレード「FLORA bd」を接続し、シンクライアント端末側からのクライアントブレードの電源オン実行、「Citrix XenDesktop」管理コンソールからの管理・制御、動作状態監視などを可能とした。また、従来提供してきたクライアントブレード用省電力運用ソフトウェア「SAVINGDA Pro」を、省電力設定を管理者側から一斉配信できるなどのバージョンアップを行い、管理機能を拡張したという。

 「統合型」メニューの価格は個別見積もりで、クライアント統合用管理ソフトウェア「FLORA bd Link」が1ライセンス税込15,750円、省電力運用ソフトウェア「SAVINGDA Pro Ver2」(CD-ROM付き)が1ライセンス税込5,250円など。
《荻野ケイ》
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