ソニー、世界初の裏面照射型CMOSセンサーを採用したHDD搭載ハンディカム | RBB TODAY
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ソニー、世界初の裏面照射型CMOSセンサーを採用したHDD搭載ハンディカム

IT・デジタル デジカメ
HDR-XR520V
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 ソニーは15日、デジタルビデオカメラ「ハンディカム」シリーズの新モデルとして、世界初の独自開発「裏面照射型構造」を採用したCMOSセンサーを搭載するHDD容量240GBモデル「HDR-XR520V」と120GBモデル「HDR-XR500V」を発表。2月20日に発売する。価格はオープンで、予想実売価格はHDR-XR520Vが150,000円前後、HDR-XR500V が130,000円前後。

 両製品は、配線層をフォトダイオード(基板)の裏側に配置し、入射光を効率よく利用することで高感度・高画質撮影を可能にする「裏面照射構造」の採用により、感度を約2倍にまで高めた新開発の1/2.88型CMOSセンサー「Exmor R(エクスモア アール)」を搭載。独自のクリアビッド画素配列や高速信号処理、画像処理エンジン「BIONZ」との組み合わせにより、動画・静止画ともに高解像度・高感度・低ノイズの高精細ハイビジョン映像の記録を実現したという。

 映像記録方式はAVCHD規格、映像圧縮はMPEG-4 AVC/H.264方式を採用し、1,920×1,080iのハイビジョン映像で撮影できる。記録メディアは内蔵HDDとメモリースティックDuo。HDD容量240GBのHDR-XR520Vなら最長約101時間のハイビジョン映像を記録可能。また、最大1,200万画素相当の静止画撮影や、動画と最大830万画素相当の高画質写真を同時記録できる。

 約10倍に手ブレ補正の領域を拡大した新開発「光学式手ブレ補正」機能、特殊低分散レンズ・非球面レンズを採用しコントラストが高く色にじみの少ない優れた描写力を発揮するという独自の高性能「Gレンズ」を搭載。本体の「GPSスイッチ」をONにすることで動画と静止画を撮影する際に位置情報も記録できる世界初の「GPS」機能や、人物の顔を高速・高精度に検出してピントや明るさなどを自動調整することで顔部分を鮮明で美しく撮影できる「顔検出」を進化させた「スマイルシャッター」機能も備える。

 そのほか、液晶ディスプレイの開閉に連動した高速起動と電源OFF、撮影したハイビジョン動画の中から盛り上がっていると判断したシーンだけを自動で抽出しエフェクトとBGMをつけて再生できる「ハイライト再生」機能、「日付インデックス」「フィルムロールインデックス」「フェイスインデックス」「マップインデックス」の4種類の検索機能、液晶テレビ「ブラビア」とHDMIケーブルでつなぐことで撮影した映像をブラビアのリモコンで操作できる「ブラビアリンク」、3Gセンサー・耐衝撃ダンパー・落下ストリームバッファーの3つでHDDのデータを守る「HDDスマートプロテクション」などを搭載する。

 有効画素数は、動画415万画素/静止画600万画素。ズームは光学12倍/デジタル150倍。開放F値はF1.8〜3.4。焦点距離は35mm換算で5.5〜66mm(16:9時は43〜516mm)。ディスプレイは3.2型タッチパネル液晶。インターフェースはHDMI/S映像/D3・D1/ビデオ映像など。バッテリはリチウムイオン充電池で、付属バッテリでの連続撮影時間は約1時間35分。本体サイズは幅71×高さ75×奥行き134mm。重さはXR520V が510g、XR500Vが500g(付属バッテリ未装着時)。付属品はACアダプタ/電源コード/D端子ケーブル/USBケーブル/ワイヤレスリモコンなど。
《近藤》
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