開発サイト「SourceForge.JP」、米国「SourceForge.net」からのミラーリングが可能に | RBB TODAY
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開発サイト「SourceForge.JP」、米国「SourceForge.net」からのミラーリングが可能に

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 OSDN(Open Source Development Network)は17日、オープンソース・ソフトウェア開発サイト「SourceForge.JP」において、米国「SourceForge.net」に登録されるファイルリリースの完全なミラーリングを可能とするサービスを開始した。

 SourceForge.JPと米国SourceForge社が運営するSourceForge.netは、オープンソース開発のコミュニティサイトとして同じ目的と近い機能を有しているが、日米それぞれで独立したシステムを採用しており、日本のオープンソースコミュニティにおいては、英語圏を中心にした開発はSourceForhe.netで行い、日本語圏を中心とする場合にはSourceForge.JPを利用するといったユーザの傾向が見られていた。

 今回開始したサービスは、SourceForge.netの特定のプロジェクトでリリースしている全リリースパッケージとファイルのツリーおよび変更履歴、リリースノートを、SourceForge.JP側のプロジェクトにおいて完全にミラーリングを行わせるものとなる。これにより、SourceForge.netの開発ユーザが日本側でも同時にファイルリリースを行うことや、SourceForge.netで人気のあるプロジェクトの国際化や日本語コミュニティ支援を行うプロジェクトをSourceForge.JP側であらたに立ち上げることが容易になる見込みだ。すでにパイロットユーザとして、世界的に人気のファイルアーカイバである「7-Zip」では、同機能を利用し、すべてのファイルリリースがSourceForge.net側と同期されている。また、これに加えサイトアドミンにて、Audacity、TortoiseSVN、Notepad++等、SourceForge.netで人気のある上位30プロジェクトの日本語ミラーサイトのプロジェクトが新規に立ち上げられた。この30プロジェクトにおいては、7-Zipと同様にすべてのファイルリリースがミラーリングされるほか、Wiki、フォーラムの機能の利用がすべてのユーザに開放されており、誰もが自由に日本語で情報を寄せられるようになっているとのこと。
《冨岡晶》
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