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NEC、NGN対応アクセスルータ「UNIVERGE IXシリーズ・ゼロコンフィグモデル」を拡充

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UNIVERGE IX3110
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  •  NECならびにNECインフロンティアは15日、導入を容易にする自動設定(ゼロコンフィグ)機能を備えた企業向けアクセスルータ「UNIVERGE(ユニバージュ) IXシリーズ・ゼロコンフィグモデル」を強化した。
  • ゼロコンフィグモデルは設定情報を自動的にダウンロード可能
 NECならびにNECインフロンティアは15日、導入を容易にする自動設定(ゼロコンフィグ)機能を備えた企業向けアクセスルータ「UNIVERGE(ユニバージュ) IXシリーズ・ゼロコンフィグモデル」を強化した。あらたに大規模拠点向け「UNIVERGE IX3110-Z」、中規模拠点向け「UNIVERGE IX2025-Z」の2機種が追加された。

 「UNIVERGE IX3110-Z」は、ギガビット対応のイーサネットポートを4ポート持つ高性能ルータ。最大1,024拠点のVPN収容能力と最大930Mbpsの暗号化性能を有しており、大規模VPNのセンタールータに適している。「UNIVERGE IX2025-Z」は、最大128拠点のVPN収容能力と最大192Mbps(ヘッダ部分を含めると200Mbps)の暗号化性能を持ち、小規模拠点のアクセスルータから中小・中堅企業のセンタールータまで幅広く対応可能となっている。ISDNのポートも有しており、ネットワーク障害の際にはISDNへ自動迂回することで、信頼性の高いネットワークの構築が可能になる。

 さらに次世代ネットワーク(NGN)を含む多様なネットワークサービスでゼロコンフィグ機能を適用できるように対応VPN(Virtual Private Network)の拡充が図られた。NAT(Network Address Translation)を経由したサービスセンタとの通信が可能となり、広域イーサネットやエントリーVPNなどの閉域ネットワークサービスでもゼロコンフィグ機能が利用可能となったとのこと。

 いずれの機種も、導入時はインターネット回線に接続するだけでルータの設定作業が完了するため、現地での設定ミスを防ぐことができる、専門知識を有した作業員が現地に赴く必要がないため、多拠点のネットワークであっても作業計画を立てやすく、素早いネットワーク構築が可能となる、といった利点が見込まれる。出荷開始は2009年1月9日で希望小売価格(税別)は「UNIVERGE IX3110-Z」が81万9千円、「UNIVERGE IX2025-Z」が12万2千円。UNIVERGE IXシリーズ全体で年間10万台の販売を見込んでいるとのこと。
《冨岡晶》
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