【Inter BEE 2008 Vol.2】裾野の広さとハードルの低さが特徴のIPTVサービス「アクトビラ」 | RBB TODAY
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【Inter BEE 2008 Vol.2】裾野の広さとハードルの低さが特徴のIPTVサービス「アクトビラ」

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パナソニックのテレビ「VIERA」でアクトビラのトップページを表示。接続するテレビにより、多少、トップページが異なる。パナソニックのテレビから接続したということで、右上には「Panasonic TVスクウェア」のリンクがある
  • パナソニックのテレビ「VIERA」でアクトビラのトップページを表示。接続するテレビにより、多少、トップページが異なる。パナソニックのテレビから接続したということで、右上には「Panasonic TVスクウェア」のリンクがある
  • アクトビラビデオ・フルに対応したVIERAのリモコン。「アクトビラ」ボタンを押すことで、すぐにアクトビラのトップページが開ける。アクトビラは、テレビメーカーが共同で提供しているということもありこんな工夫がなされている
 Inter BEE 2008の展示会場には、IPTVのサービスや機器が集まったコーナー「IPTV Summit」が設けられている。テレビメーカーが共同で運営するIPTVサービス「アクトビラ」は、対応機器が多いことと、契約を結ばなくても利用できることが特徴だ。

 アクトビラは、パナソニック、ソネットエンタテインメント、ソニー、シャープ、東芝、日立製作所が出資して設立した会社によって運営されている。アクトビラの設立は、各テレビメーカーがそれぞれ展開していたテレビ向けのWebコンテンツサービスを統合したことから始まり、そののちVODサービスも追加したという流れ。

 アクトビラを楽しむためには対応するテレビが必要。アクトビラの出資会社のほか、ビクター、ナナオ、フナイの一部モデルが対応している。

 特徴は、これらの対応テレビをインターネットに接続するだけで使えるということだ。契約しているISPや回線に制限はない。さらにサービスの契約は必要なく、有料のVODを楽しむときにそのつど、料金を支払う形だ。なお、映画などの予告や連続ドラマやテレビアニメの1話目は無料で楽しめる。

 アクトビラのVODサービスには、「アクトビラビデオ」と「アクトビラビデオ・フル」の2種類がある。アクトビラビデオは、額縁の中に映像が表示される。一方のアクトビラビデオ・フルは、テレビの画面いっぱいに映像が表示される。標準画質はもとより、ハイビジョンの映像も配信しているのが特徴だ。

 アクトビラビデオ・フルのハイビジョン映像は、ビットレートがおおよそ6〜8Mbpsとのこと。バッファやコマ落ちせずに安心して楽しむことを考え、実効速度が12Mbps程度の回線を推奨している。FTTH接続ならまず問題はないだろう。

 なお、12月1日からは日本放送協会(NHK)が提供するVODサービス「NHKオンデマンド」のコンテンツも配信する予定だ。
《安達崇徳》
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