「nuroモバイル」×「Xperia」、『プレミアム帯域オプション』は本当に使える組み合わせだった! | RBB TODAY

「nuroモバイル」×「Xperia」、『プレミアム帯域オプション』は本当に使える組み合わせだった!

nuroモバイルがラインナップに「Xperia XZ Premium」を加えて、本機を対象とするハイスピード通信サービス「プレミアム帯域オプション」を開始した。通常のプランとの間にどれぐらいの実力差があるのか、使用感をレポートしてみたい。

IT・デジタル スマートフォン
nuroモバイルの端末ラインナップにソニーモバイルのハイエンドモデル「Xperia XZ Premium」が加わった
  • nuroモバイルの端末ラインナップにソニーモバイルのハイエンドモデル「Xperia XZ Premium」が加わった
  • 高級感あふれるディープシーブラックが取り扱われる
  • ディスプレイは4K HDR表示に対応。鮮やかなコントラスト感と自然な色再現を特徴としている
  • シャッターを押した瞬間の前後最大4枚の静止画をバッファリングしながらキャプチャする「先読み撮影」
  • 朝のJR荻窪駅で計測。下りは30Mbps後半、上りも13~15Mbps近い数値をたたきだした
  • お昼時のJR秋葉原駅前。こちらも計測の数値は好調
  • JR田町の駅前では午前中に下り150Mbpsを記録した
  • 19時の帰宅ラッシュ時のJR荻窪駅改札前。プレミアム帯域オプションの優位性が証明された
 ソニーネットワークコミュニケーションズのMVNOサービス、「nuroモバイル」がソニーモバイルのAndroidスマホ「Xperia XZ Premium」をラインナップに追加。同時に、本機を対象とするハイスピード通信サービス「プレミアム帯域オプション」を開始した。通常のプランとの間にどれぐらいの実力差があるのか。サービスの使用感をレポートしてみたい。

■nuroモバイルのラインナップにXperiaシリーズのハイエンドモデルが登場

 以前RBB TODAYではnuroモバイルを訪ねて同社モバイル事業部門 ビジネス開発部 部長の細井邦俊氏にインタビューもおこなっているが、その際に細井氏は「nuroモバイルではできる限り多くのユーザーの声に耳を傾けながら、シンプルでわかりやすいプランを充実させていく」と宣言していた。確かにnuroモバイルは誕生から約1年間、積極的に新しいサービスを開拓してきたブランドだ。

 今回発表されたプレミアム帯域オプションが企画された背景には、nuroモバイルが提供する通信サービスがさらに速く快適に使えるようになって欲しいというユーザーの声が多く返ってきたことが理由にあるという。質の高いネットワークサービスを提供するのであれば、分相応のスマホもラインナップに揃えるべきという考え方から、ソニーモバイルのハイエンドモデルとのカップリングが実現。13,000台限定で販売することが決まった。

nuroモバイルの端末ラインナップにソニーモバイルのフラグシップ「Xperia XZ Premium」が加わった
ソニーモバイルのハイエンドモデル「Xperia XZ Premium」


 ちなみに「Xperia XZ Premium」がどんな端末なのか。NTTドコモが2017年の夏モデルとして発売した現行モデルなので、プロフィールをご存知の方も多いと思うが、あらかじめ知っておくと本機が欲しくなってくるポイントをピックアップして紹介する。

高級感あふれるディープシーブラックが取り扱われる
高級感あふれるディープシーブラックが取り扱われる


 約5.5インチの液晶ディスプレイは輝度とコントラスト感に加えて、より自然な色再現を特徴とする「HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)」の技術により収録された高画質映像コンテンツの魅力がフルに引き出せる。解像度も密な4K HDR対応。同じ4K HDR対応のディスプレイを搭載するスマホは本稿執筆時点でXperia XZ Premiumのほかにない

ディスプレイは4K HDR表示に対応。鮮やかなコントラスト感と自然な色再現を特徴としている
ディスプレイは4K HDR表示に対応。鮮やかなコントラスト感と自然な色再現を特徴としている


 今年の夏モデルのXperiaから新たに搭載されたMotionEyeカメラシステムには、約1920万画素のイメージセンサーの撮像処理をサポートするDRAMメモリーを乗せた積層型CMOSセンサーが採用されている。このセンサーにクアルコムのハイエンド端末向けSoCである「Snapdragon 835シリーズ」を組み合わせて、高度なオートフォーカスやクリエイティブなトリック撮影が新機能として加えられた。

シャッターを押した瞬間の前後最大4枚の静止画をバッファリングしながらキャプチャする「先読み撮影」
シャッターを押した瞬間の前後最大4枚の静止画をバッファリングしながらキャプチャする「先読み撮影」


 最大で毎秒960fps/720p/0.2秒の静止画が撮れる「スーパースローモーション」や、シャッターを切ったタイミングで同時に最大4枚の画像をバッファリングしながら記録して決定的なシャッターチャンスをつかまえる「先読み撮影」、さらに画面の奥から手前に向かってくるような被写体の動きを正確に追随する「オートフォーカス連写」も搭載する。Xperia XZ Premiumが搭載するカメラの性能はスマホでトップクラスに位置づけられる高画質&高機能だと言える。

 ソニーの製品といえばオーディオプレーヤーの“ウォークマン”を真っ先に思い浮かべる方も多いだろう。Xperiaは世界で最も早くからハイレゾ再生を実現したスマホのひとつであり、本機も音質が一段とブラッシュアップされている。イヤホンジャックから高品位なハイレゾ出力ができるだけでなく、Bluetoothワイヤレス再生もハイレゾ相当のクオリティで楽しめるソニー独自の通信技術「LDAC」にも要注目だ。

 これほどまでにプレミアムな機能を詰め込みながら、本体は約7.9mmというスリムサイズ。フラットなフロント・リアパネルを緩やかにカーブしたサイドフレームが結びつける“ループサーフェスデザイン”は片手持ちでの操作にもよく馴染む。エレガントとカジュアル、どちらの装いにも違和感なくフィットする「ディープシーブラック」の高級感あふれるカラーリングもいい。

■高速&アゲ放題の「プレミアム帯域オプション」

 ほかにもレスポンスの鋭い指紋認証ロックなど、枚挙に暇がないくらいに革新的な機能を詰め込んだXperia XZ Premiumがnuroモバイルのラインナップに加わったことは歓迎すべき出来事だ。ハイエンドモデルの魅力を制限なく解き放てるプレミアム帯域オプションは「Xperia専用帯域」として提供されることになる。そのサービスの特徴は大きくふたつある。

 ひとつは言うまでもなく「通信スピードの速さ」だ。NTTドコモのネットワークを使うことになるが、ソニーネットワークコミュニケーションズでは「MVNOとして提供できるハイスピード通信の限界にチャレンジした」という。そのネットワーク品質を実際に確かめてみたレポートはこのあとで報告する。

 もうひとつは、MVNOに限らず国内の通信キャリアが提供するサービスとしては珍しい試みとなる「上り方向=アップロード」の通信を、容量消費なしでおこなえる“アゲ放題”だ。Xperia XZ Premiumは4K動画撮影にも対応しているし、スーパースローモーション動画も撮ったらすぐにシェアしたいものだ。大容量のデータも通信容量制限を気にせずいつでも・どこでもアップロードできるので、一度使うとなかなか手放せなくなってしまう。

データのアップロードが無制限で使える
データのアップロードをしても通信容量が消費されない


 国内でXperia XZ Premiumを扱う通信事業者はNTTドコモに続いてnuroモバイルが2社目になる。端末のスペックは変わらないが、nuroモバイルの特徴的なサービスを踏まえたうえで、コストパフォーマンスを比べてみると、nuroモバイルのプランにかなりの満足度が感じられると思う。次のページからは実践編として、nuroモバイルの「プレミアム帯域オプション」とXperia XZ Premiumを組み合わせたときの使い勝手を一歩踏み込んで検証してみたい。

■確かにプレミアムなネットワーク品質

 今回はソニーネットワークコミュニケーションズからXperia XZ Premiumと、nuroモバイルの「プレミアム帯域オプション」のSIMカードを借りることができたので、通常ネットワークが多くのユーザーで混み合って品質が落ちる、平日のランチタイムや帰宅ラッシュの時間を狙って、RBB SPEED TESTアプリを使って通信速度を測ってみた。念のため同じnuroモバイルの通常版サービスのSIMカードも用意して、差し替えながら一部速度比較もおこなっている。

 はじめにJR荻窪駅で午前8時45分ごろに測定をおこなったところ、3回の測定平均値が下り47.42Mbps・上り16.52Mbpsとなった。移動先のJRの田町駅に移動して計測してみたところ、この日のナンバーワンとなる下り150Mbpsの速度を記録した。さらに午後からはJR秋葉原駅に場所を変えて正午ごろに測定してみると、平均は下りが54.00Mbps、上りが14.08Mbps。かなり満足できるスピード感だ。

朝のJR荻窪駅で計測。下りは30Mbps後半、上りも13~15Mbps近い数値をたたきだした
朝のJR荻窪駅で計測。下りは30Mbps後半、上りも13~15Mbps近い数値


JR田町の駅前では午前中に下り150Mbpsを記録した
JR田町の駅前では午前中に下り150Mbpsを記録した


 Amazonプライム・ビデオで海外のテレビドラマを再生してみても、当たり前のようにサクサクと見られる。ブロックノイズや通信の途切れも発生することがなかった。契約するデータ容量にもよるが、この通信品質ならわざわざスマホに動画コンテンツをダウンロードしておかなくても、外出先でストーリーの続きが気になった時にいつでも見られるのが嬉しい。

お昼時のJR秋葉原駅前。こちらも計測の数値は好調
お昼時のJR秋葉原駅前。こちらも計測の数値は好調


 夕方になってから場所を混み合うカフェに移しても、3回測定した平均値は下りが36.27Mbps、上りが16.00Mbpsだった。YouTube動画やSpotifyの音楽ストリーミングがとても快適に楽しめる。なお同じ場所で通常版SIMに差し替えて測定してみたところ、下りが31.49Mbps、上りが12.27Mbpsとなった。こちらも大健闘と言えるだろう。コンテンツ視聴の体感もストレスフリーだ。

 同じ場所で少し人が減ってから、3分間撮影した4K動画をドロップボックスにアップロードしてみた。通信速度は上りが25.43Mbpsだったが、さすがにファイルサイズが1.24GBと大きかったため20分前後の時間が必要だったが、無事にデータを上げられた。これならビジネスシーンで撮影した写真や大事なドキュメントのバックアップにも十分な実用性が得られる。

 このほかにも夕方の帰宅ラッシュの時間帯に混み合う改札での人待ちを想定して、19時ごろにJR荻窪駅でテストしてみたが、3回ずつ行った測定の平均値はプレミアム帯域オプションが下り28.98Mbps、上り14.40Mbpsだったのに対して、通常版では上下ともに1Mbps前後とかなりの差がついた。これならプレミアム帯域オプションを選ぶ価値が大いにありそうだ。

19時の帰宅ラッシュ時のJR荻窪駅改札前。プレミアム帯域オプションの優位性が証明された
19時の帰宅ラッシュ時のJR荻窪駅改札前


 筆者の実測による速度測定のほか、RBB SPEED TESTユーザーの測定データについても確認してみた。プレミアム帯域オプションが開始された11月28日以降の1ヵ月間で、Xperia XZ Premiumによる測定は1,609件あり、その平均速度は下り39.09Mbps、上り9.62Mbpsとなっていた。それ以前の、10月1日~11月27日の測定を見てみると、1,068件の測定で下り平均が8.31Mbps、上り平均が5.76Mbpsだった。特に下り速度において大きな差が確認できた。


サービス開始前後での比較
サービス開始前後での比較


■料金プランの整理

  nuroモバイルユーザーは、データ容量や各種オプションを自由にカスタマイズして申し込むことが可能だが、これはXperia XZ Premiumを使う場合も同様。同端末を使う場合はさらに、専用のオプションとして「プレミアム帯域オプション」を組み合わせることができる。たとえば、データ容量2GBに音声通話をつけた場合、端末の割賦代金(36回払い)込みで1年目は月額2,980円。これにプレミアム帯域オプションをつけると、1年目の月額は3,980円となる。なお、2018年1月1日に割引制度が改定されており、プレミアム帯域オプション利用者は1年目に毎月1,000円、2~3年目には毎月500円の割引を受けられる(上記は割引後の価格)。プレミアム帯域オプション+nuroモバイルでんわ(10分かけ放題)を利用する場合は、毎月の割引額が1,300円となって1年目の月額は4,480円。

 端末補償は月額500円。いずれのプランも上記のほかに初期費用は必要となり、最低利用期間は12ヵ月となっている。今であれば7,500円のキャッシュバックキャンペーンも実施中。キャンペーン期間は1月16日~2月28日となっている。

 Xperia XZ PremiumはAndroid 7.1.1を乗せた状態で提供されるが、OSバージョンアップでAndorid 8.0にアップデート可能。最先端のモバイル体験を満喫してみたいのであれば、いま最も旬な「nuroモバイル」×「Xperia」の組み合わせもぜひ検討してみてはいかがだろうか。

※文中の料金はすべて税抜き表記
※Xperiaは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の商標または登録商標
《山本 敦》

関連ニュース

特集

page top