NEC、外出先から遠隔操作「PCオンデマンド」機能搭載のデスクトップPC——2タイプの小型専用端末を利用可能 | RBB TODAY
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NEC、外出先から遠隔操作「PCオンデマンド」機能搭載のデスクトップPC——2タイプの小型専用端末を利用可能

IT・デジタル ノートPC
VR970/RG
  • VR970/RG
  • Lui RN(RN700/1C)
  • Lui RP(RP500/1C)
 日本電気(NEC)は4日、外出先から小型・軽量の専用端末で遠隔操作できるデスクトップPC「VALUESTAR R Luiモデル スリムタワータイプ」の新モデル2製品を発表。11月6日に発売する。価格はオープンで、予想実売価格はCore 2 Quad採用の「VR970/RG」が275,000円前後、Core 2 Duo採用の「VR500/RG」が215,000円前後。

 同製品は、19V型ワイド液晶ディスプレイ、大容量500GBのHDD、高性能グラフィックカードGeForce 8400GSを装備。VR970/RGは先進のマルチコアCPU「Core 2 Quad Q6600」(2.4GHz)やBlu-ray Discドライブを搭載、VR500/RGはCPUに「Core 2 Duo E4500」(2.2GHz)を採用する。

 大きな特徴として、PCの新たなユビキタス利用を提案するホームサーバ・クライアントソリューション「Lui(ルイ)」の「PCオンデマンド」機能を実現する「PCリモーターサーバボード」を搭載。ディスプレイに表示される画面/音声情報をデータ圧縮し、ネットワーク経由でPCリモーターへ転送でき、別売りの小型・軽量な専用端末「PCリモーター」に同製品の画面をリアルタイムに表示することが可能。自宅はもとより、外出先のホテルやカフェなど無線LANアクセスポイントのある施設から、遠隔操作で自宅にある同製品を利用できる。

 PCリモーターからの接続を常時監視し、接続時には自動的にPCを起動する「リモートパワーオン」機能を搭載。外出先からでも容易にPCの電源を操作できるので、PCを常時起動させておく必要がなく省電力にも貢献するという。また、ネットワーク間のデータを暗号化するVPN(Virtual Private Network)接続により、通信環境の安全性の向上をはかっている。

 PCリモーターはポケットタイプとノートタイプの2種類。ノートタイプの「Lui RN(RN700/1C)」は、重さ649g、最薄部15.8mmで、バッテリ駆動時間は最大4.6時間。1,280×768ピクセルの10.6型ワイド液晶、モバイルノートPCと同等の17mmキーピッチと2.5mmキーストロークを持つキーボードを採用する。筐体にはマグネシウム合金を採用し、190kgfの圧力に耐える。同社直販サイト価格は89,880円。

 ポケットタイプの「Lui RP(RP500/1C)」は、本体サイズが重さ249g、薄さ22mmで、持ち運びに適した手帳サイズ。バッテリ駆動時間は最大5.4時間。800×480ピクセルの4.1型ワイドのタッチパネル付きスライド式液晶を採用。添付のタッチパネル用ペンで操作する。また、PC画面を縮小して表示する全画面表示や部分表示を切り替えられる機能や、利用中のウィンドウのみを全画面表示する機能を搭載する。同社直販サイト価格は49,980円。

 おもな仕様詳細は以下のとおり。

●VR970/RG
・ディスプレイ:19V型ワイド液晶(1,440×900ピクセル)
・OS:Windows Vista Home Premium SP1
・CPU:Core 2 Quad Q6600(2.4GHz)
・グラフィック:GeForce 8400 GS
・メモリ:2GB(1GB×2/最大4GB)
・HDD:500GB
・光学ドライブ:Blu-ray Discドライブ

●VR500/RG
・ディスプレイ:19V型ワイド液晶(1,440×900ピクセル)
・OS:Windows Vista Home Premium SP1
・CPU:Core 2 Duo E4500(2.2GHz)
・グラフィック:GeForce 8400 GS
・メモリ:2GB(1GB×2/最大4GB)
・HDD:500GB
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(2層書き込み対応)
《近藤》
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