トヨタの小型乗用車「iQ」などをはじめ、低燃費カーへの関心が高まっている。アイシェアでは、小型車に関する意識調査を実施。20代から40代を中心とする452名の回答を集計した。 地球温暖化やガソリンの価格不安定などを背景に、小型自動車やエコカーに対する関心が高まっているという。実際には、人々は自分専用の自家用車についてどのような意識を持っているのだろうか。 同調査では、「自分専用の自動車を所持しているか？」との問いに対し、半数以上となる55.8％が「所持している」と回答。「所持していない」としたのは44.2％で、その理由には「家族で乗れる車が他にある」「他の移動手段がある」といった“必要性の低さ”を示したもののほか、「駐車場代金が高い」「車両代金が高い」といった“費用関連”が並んだ。 自分専用車の非所持者に「あなた専用の自動車を欲しいと思いますか」と尋ねたところ、「欲しい」と回答したのは全体の28.5％と低かったが、20代では51.7％と半数を超える結果に。また、自家用車所持者および希望者への「自分専用の自動車を購入するとしたら、どのような車が欲しいか？」との問いでは、「燃費が良い（エコ）」が62.5％と最も高く性別、年代別いずれもトップ。次いで「低燃費」が50.8％、「安全性が高い」が48.2％、「好きなカラーリング」が42.1％と続き、女性では「好きなカラーリング」「安全性が高い」が上位。20代でも「好きなカラーリング」「小型車」が47.1％と高かった。 このほか、先頃発表されたトヨタの小型自動車「iQ」に関する質問も。「どのようなメリットがあれば嬉しいか？」との問いでは、全体の34.5％が「税金も半額になれば嬉しい」、25.7％が「燃費も倍に改善されれば嬉しい」と回答。購入条件として「費用」を重視するネットユーザーの意識を反映する結果となった。
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