NEC、米ソフト会社「ネットクラッカー社」の買収手続きを完了〜通信サービスの運用支援システム領域を強化 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

NEC、米ソフト会社「ネットクラッカー社」の買収手続きを完了〜通信サービスの運用支援システム領域を強化

エンタープライズ その他
 日本電気(NEC)は22日、米国のソフトウェア会社「NetCracker Technology Corporation」(ネットクラッカー社)の買収手続きを完了したことを発表した。

 ネットクラッカー社は、通信サービス事業者向けにソフトウェアと構築サービス等を提供している会社で、とくに運用支援システム(OSS:Operations Support System)で優れたノウハウ・実績を有する。運用支援システムは、顧客管理やリソース管理など、通信サービス事業者がサービスを提供する上で、経営資源の効率化を図るために不可欠なため、次世代ネットワーク(NGN)やLTE(Long Term Evolution)、IPTV、トリプルプレイなどの新サービスの登場に伴い、ますます重要性が高まっている領域だ。NECは次世代ネットワークに向けて通信事業サービスの強化を進めており、今回の買収も、運用支援システム領域を補完・強化し、あらたな事業を海外を中心に展開していくためと見られる。

 今後、ネットクラッカー社は、NECの100%子会社となるが、現在の社名、経営体制は買収完了後も継続される予定だ。なお、買収に伴い、NEC ネットワークソフトウェア事業本部 事業本部長 山口 昌信(やまぐちまさのぶ)がネットクラッカー社の取締役会長に就任した。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top