【スピード速報】ダウンロード速度90Mbps以上が9か月で2.4倍増!「団塊」はいずこへ | RBB TODAY

【スピード速報】ダウンロード速度90Mbps以上が9か月で2.4倍増!「団塊」はいずこへ

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縦軸の単位はMbps。2.5Mbpsをレンジ幅としたヒストグラム(分布グラフ)になっている。計測された件数なので実際のシェアを反映しているわけではないが、なんと、全体の2.9%のダウンロード速度が90Mbpsを超えている。これは9か月前の2.4倍以上であり、超高速通信の普及が急ピッチで進んでいることが伺われる
  • 縦軸の単位はMbps。2.5Mbpsをレンジ幅としたヒストグラム(分布グラフ)になっている。計測された件数なので実際のシェアを反映しているわけではないが、なんと、全体の2.9%のダウンロード速度が90Mbpsを超えている。これは9か月前の2.4倍以上であり、超高速通信の普及が急ピッチで進んでいることが伺われる
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回は、前々回「アップロード速度70Mbps以上が1割強に!「団塊」も高速側へシフト」にいただいたリクエストにお答えして、ダウンロード速度の実態をお伝えする。2008年9月16日〜22日の全測定データを無条件に用いて、ダウンロード速度の分布状況を2.5Mbpsおきに集計した。また、昨年12月の第72回「90Mbps超が1.2%に達するもブロードバンドの「団塊」は20Mbps付近」をあわせてご覧戴くとこの9か月の変化を見ることができる。

 図を見ての通り、全体の2.9%のダウンロード速度が90Mbpsを超えている。昨年12月の統計では1.2%であったから、9か月で2.4倍以上ということになる。前々回のアップロード速度の分析で述べたとおり、超高速通信の普及が急ピッチで進んでいることが伺われる。また、シェア最大の最低速ゾーン(2.5Mbps未満)の割合は38.8%から33.2%に低下した。これは、低速回線の速度改善に加えて、高速回線への乗り換えが進んでいることが原因と思われる。

 さて、これまでのダウンロード、アップロード速度帯分析に登場した「最高速帯でも最多データ帯でもない特徴的な突出」=「団塊」に着目すると、今回は62.5Mbpsから65Mbpsの速度帯に特徴的な突出が見られる。9か月前のグラフでは、20Mbps近辺に大きなピークがあり、50Mbps近辺には小さなピークがあったが、後者がシェアを伸ばしつつ上方へ移ったような印象になっている。そして、20Mbps近辺の大きなピークはくずれて分散し、全体の平均を押し上げているようだ。

 アップロード速度の場合、ADSLとFTTHの間に大差があり、乗り換えによる速度差は非常に大きいが、ダウンロード速度の場合、高速ADSLと低速FTTHには差が無い場合がある。このことが「団塊」の隆起や平坦化に影響しているとも考えられる。今後どうなっていくのか注目していこう。
《平野正喜》

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