【スピード速報】90Mbps超が1.2%に達するもブロードバンドの「団塊」は20Mbps付近 | RBB TODAY

【スピード速報】90Mbps超が1.2%に達するもブロードバンドの「団塊」は20Mbps付近

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単位はMbps。2.5Mbpsをレンジ幅としたヒストグラムになっている。計測された件数なので実際のシェアを反映しているわけではないが、最も多かったのは2.5Mbps以下の最低速ゾーンで14.5%を占めている。しかし、その上の20Mbpsにピークがありブロードバンドの「団塊」を形成している
  • 単位はMbps。2.5Mbpsをレンジ幅としたヒストグラムになっている。計測された件数なので実際のシェアを反映しているわけではないが、最も多かったのは2.5Mbps以下の最低速ゾーンで14.5%を占めている。しかし、その上の20Mbpsにピークがありブロードバンドの「団塊」を形成している
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回は、前回「高速通信におけるキャリアのシェアでは全国系が苦戦」に戴いた「低速を含めた分布を知りたい」とのリクエストにお応えする。2007年12月4日〜12月10日の測定データのうち、ダウンロード速度の分布状況を2.5Mbpsおきに集計しシェアを算出した。

 図を見ての通り、もっとも多かったのは2.5Mbps以下の最低速ゾーンで、14.5%を占めている。このゾーンを含む10Mbps以下の低速ゾーンが全体の38.8%に達しており、ADSLや無線インターネットを中心とするユーザ層であると推定される。

 これに対して、92.5Mbps以上の超高速ゾーンは0.7%で、このゾーンを含む90Mbps以下の最高速ゾーンは全体の1.2%に留まった。興味深いのは、この分布の途中にある2つのピークで、まず、50Mbps付近に小さなピークがあり、このゾーンは高速CATVサービスと光ファイバのホームユーザにおける「かなり速い」ユーザ群と思われる。

 そして、20Mbps付近には目だって大きなピークがある。これは、CATVサービスと光ファイバのホームユーザにおける「やや速い」ユーザ群と考えられる。その中心である17.5〜20Mbpsゾーンは10Mbps以下を除くと最大の5.6%を占めており、前後各2.5Mbps幅を加えると14.7%に達する「団塊」になっている。よってこの「団塊」は、ブロードバンド向けのサービスを提供する側が想定すべき実測速度の目安になるのではなかろうか。スピードデバイドの解消が、この「団塊」を解消するのか、それとも「団塊」のまま押し上げていくのか。長期的な動向に注目したい。

 3日にプレオープンした「GIGA SPEED」は、前回述べたとおり、データを蓄積中で有意な分析データを出すまでには時間が必要だが、将来、このグラフをどう書き換えてくれるのか楽しみだ。
《平野正喜》

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