日本HP、ミッションクリティカル環境での仮想化を強化した「HP-UX 11i v3 Update 3」を発表 | RBB TODAY
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日本HP、ミッションクリティカル環境での仮想化を強化した「HP-UX 11i v3 Update 3」を発表

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 日本ヒューレット・パッカードは18日、HPのUNIX OSである「HP-UX 11i v3」において、パフォーマンスやセキュリティ、管理・保守性などを大幅に強化し、ミッションクリティカル環境での仮想化を重視した新バージョン「HP-UX 11i v3 Update 3」を発表した。また、仮想化機能をさらに強化する「HP Integrity Virtual Machines 4.0」の新バージョンも発表した。ともに10月1日より出荷開始となる。

 「HP-UX 11i v3」は、2007年4月の初出荷以来、Update 1と2を通じてカーネルを中心に性能を向上させているが、今回の「HP-UX 11i v3 Update 3」では、独自最適化技術「Locality Optimized Resource Alignment(LORA)」による性能の自動最適化や、プロセッサの消費電力制御機能による省電力性の向上、「Encrypted Volume and File System(以下、EVFS)」のファイルシステム暗号化性能向上によるセキュリティ強化、高速化I/O(AVIO)による仮想マシンの大幅なI/O性能向上などが図られている。

 また、「HP Integrity Virtual Machines 4.0」を採用することで、仮想化機能をさらに強化、高速化I/O技術により、IOPS(I/O Per Second)を最大1.6倍向上し、I/O関連のプロセッサ・オーバーヘッドを最大65%低減させることが可能となる。

 価格はHP-UX 11i v3(Update 3対応版)が税込177,450円〜、HP Integrity Virtual Machines 4.0が315,000円〜。
《冨岡晶》
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