ノーテルと東芝、石巻市で実施したモバイルWiMAXの実験結果は良好
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「NET&COM 2007」記事インデックス
総務省東北総合通信局では、国内のブロードバンド環境整備にモバイルWiMAX技術が地域を問わず有効であることを実証するため、2006年12月からノーテル、東芝、東北大学、宮城県、石巻市、通信事業社数社などが参加する「最新の電波利用技術を活用したブロードバンド・ゼロ地域の解消に関する調査検討会」に参加。スループットやカバレッジ、遅延等のパフォーマンス変動調査やアプリケーション動作の検証などを行ってきたという。
今回の実証実験では、システムインテグレーションを担当する東芝が、石巻市地域公共ネットワークにつながる大川中学校にノーテル製モバイルWiMAX基地局装置(2.5GHz帯利用)を設置。また、基地局から1.2km離れた石巻市北上水辺センターにノーテル製モバイルWiMAX端末局を設置して、ワイヤレスブロードバンド接続環境を構築した。
その上で、「インターネットブラウジング」「Webcamによるライブ映像配信」「ビデオストリーミング」「ビデオコール」「WiFiアクセスポイントのバックホール利用」といった、さまざまな通信アプリケーションを実施したところ、安定したユーザースループットにより、高画質のビデオストリーミングやWebカメラの映像受信、ビデオチャットなどがストレスなく行えた、としている。