7日から9日の3日間にわたり東京ビッグサイトにて、情報システム/ネットワーク/セキュリティの総合イベント「NET＆COM 2007」が開催された。RBB TODAYでは、次世代ネットワーク「NGN」やWiMAXを中心に、その模様をお伝えした。 現在、NGNのトライアルを行っているNTTグループは、NTT常務取締役 第二部門長 第二部門次世代ネットワーク推進室長兼務の橋本信氏が基調講演にて、NGNのポイントとして、品質、セキュリティ、信頼性、オープン性の4つを改めて示した。一方の展示会場には実際にネットワークが敷設されており、KDDI研究所とモトローラはIP電話の通話を切らずにPC→PDA→固定電話にシームレスに切り替えるシステムを、ノーテルネットワークスと日本IBMは携帯電話のIP国際ローミングを用いたゲームのオンライン対戦をそれぞれ披露した。 また、アッカネットワークス目指すWiMAXの姿も見えてきた。サービスは、固定のブロードバンド回線が整っていない地域で積極的に展開。さらに、自治体、コンサルティング会社、通信事業者などと協業して進める方針も示された。 ほか、タッチパネル搭載や、ハイビジョン対応のテレビ会議システム、仮想化技術などもみられた。
WiMAX 2＋の電波を強化、「UQフェムトセル」先行受付がスタート
