2026年秋に放送開始予定の連続テレビ小説『ブラッサム』の出演者12名とコメント、番組ロゴが発表された。


珠の継母・葉野リョウ役には国仲涼子が出演する。リョウは実母を亡くした幼い珠のもとにやってきた清治の後妻で、その後珠にとっての弟と妹を産み、献身的に家族を支える。
国仲は「この仕事を続ける中で、『40代で朝ドラヒロインの母親役を演じたい』と強く思うようになりました。それは、朝ドラ『ちゅらさん』で母親役を演じられていた田中好子さんの存在がとても大きく、当時、公私にわたって支えていただいたからです。この度、ブラッサムの母親役のお話をいただき、嬉しさで涙がこぼれました。ヒロインが背負うプレッシャーや不安もよく理解しているつもりです。石橋さんのそばで寄り添い、作品の中でも良い関係を築いていけたらと思っています。『ブラッサム』は、エネルギーにあふれた作品です。一日の始まりである朝に、少しでもパワーをお届けできたら嬉しいです」と語った。
石橋静河演じる主人公・葉野珠の家族役として、渡部篤郎が珠の父・葉野清治役で連続テレビ小説に初出演する。清治は岩国でも有数の蔵元「葉野酒蔵」の長男にもかかわらず実家を継がずに暮らしており、娘の珠をはじめ家族へのしつけに厳しい人物だ。

渡部は「オファーを受けた時は、素直に嬉しかったです。40年近く俳優をやってきて、まさかの初の朝ドラ、そしてヒロインの父親役。ようやくご縁をいただけたのだなという思いです。脚本に描かれたものをきちんと演じることに集中し、皆さまのご期待に添えられるように精一杯努めたいと思います」とコメントした。
岩国の人々として、珠の幼なじみ・岩田梅役に松本穂香が出演する。梅は葉野家のご近所さんで、野菜や生活用品を売る「岩田屋」の看板娘だ。陽気な両親の元で育った一人娘で、のんびり屋さんという設定だ。

松本は「主人公・珠ちゃんの幼なじみの“梅”を演じさせていただくことになりました。9年ぶりの朝ドラということで、わたし自身も『ひよっこ』という作品に貰ったものが多く、朝ドラという舞台に思い入れが強いこともあって、こうしてまた出演させていただけることが非常に感慨深いです。珠ちゃんとはまた違った形で、地元岩国で逞しく生きていく梅ちゃんを私なりに演じられたらと思っています。よろしくお願いします!」とコメントした。
梅の父・岩田幸三役には八嶋智人、梅の母・岩田カツ役には楠見薫が出演する。

八嶋は「宇野千代さんの人生ってホントに波乱万丈!でもその逞しく情熱的に突き進む生き方は、むしろ現代的でカッコ良い!心身ともに健やかで艶やかな宇野千代さんをモデルとした『ブラッサム』の主演を石橋静河さんが演じると聞いて、よりチャーミングになるだろうと、とっても楽しみです。役としても、俳優仲間としても、石橋さんの『葉野珠』を応援していきます。『マッサン』以来の朝ドラ。張り切って楽しんで参ります」と述べた。
楠見は「ある日、宇野千代さんデザインのシーツで寝ていたら『ブラッサム、出演決まりました!』という電話が掛かってきました。なんというご縁でしょう!ん?こういうのご縁とは言わないの?大好きな朝ドラにまた参加出来てとてもとても嬉しいので、今回も心を込めてカツ役を演じたいと思います。ヒロインの珠ちゃんを見守るご近所さんというお役なのですが、夫役で共演の八嶋智人さんと一緒にお芝居で、温かみや面白さをプラス出来たら良いなと思います。岩国ことばの方言も楽しみです」とコメントした。
女学校の同級生として、角田忍役に木竜麻生、森岡稲子役に華優希、橋本タエ役に中井千聖が出演する。

木竜は「長年テレビの前の皆さんの朝に寄り添ってきた連続テレビ小説に初めて参加させていただけること嬉しく思います。それが夜ドラで大変お世話になったNHK大阪局で、まるでご褒美をいただいているようです。石橋静河さん演じる『葉野珠』の取り巻く環境や人間関係をより豊かにできるよう、楽しみながら、真摯に、誠実に、撮影に臨みたいと思います。『ブラッサム』、私も今からとても楽しみです」と語った。

華は「『ブラッサム』という作品に出演させて頂けることを今、心から嬉しく、また光栄に思っております。出演が決まり、初めて宇野千代さんの紡がれる言葉に出会いました。『人生はいつだって今が最高の時』と、どんな状況にあっても幸せを見つける、その力強い言葉の数々…!目の覚めるような思いでした。この作品を通して視聴者の皆様が日々の生活の中にぱっと花が咲くような幸せを見つけられますよう、私もこの作品の一部として誠実に向き合ってまいります」とコメントした。

中井は「私の演じる橋本タエは、葉野珠ちゃんと学生時代を過ごします。のちに花開くであろう才能の芽を近くで感じつつ、タエ自身はというと、ただ毎日をおもしろがってみんなと青春していたのかな、と想像しています。私の母は山口生まれで、岩国も小さなころから何度も訪れたことがあります。初めて朝ドラに参加させていただきますが、台本に並ぶ台詞が聞き馴染んだことばで、ふわっと気持ちがやわらかくなりました。毎年待ち遠しいお花見の季節が、今年はより特別になる予感です」と述べた。
小学校教員・島村辰彦役には工藤阿須加が出演する。島村は珠が働くことになる尋常小学校の同僚教師で、広島の師範学校を卒業し、熱意をもって地元岩国に戻ってきた人物だ。

工藤は「NHK大阪局50作目という節目の連続テレビ小説に参加させていただけることを大変光栄に思います。葉野珠が生きた人生の1ページに登場できる嬉しさを胸に、『ブラッサム』を皆さまに楽しんでいただけるよう、島村という人物を精一杯演じさせていただきます」とコメントした。
清治の弟・葉野清重役には三浦誠己、珠の叔母・木村照子役には山田真歩、珠の従兄・木村保役には金子大地が出演する。

三浦は「皆様に長年愛されている朝ドラに、また出演できることを大変光栄に思っております。『ブギウギ』以来3年振りの参加です。岩国の魅力と共に、明治・大正時代の人々の雰囲気をお伝えできるようスタッフやキャストの皆様と力を合わせ演じたいと思います。私自身も作品を通じて、俳優として『ブラッサム』できるよう頑張ります!」と語った。

山田は「私は晩年の宇野千代さんの笑顔のお写真や『幸福論』のイメージしか知りませんでした。でも、彼女の生い立ちを知れば知るほど、人生をまるごと肯定していこうとする凄まじい姿勢に圧倒されます。自分の信じた道を突き進む行動力や、どんなに派手に転んで傷だらけになってもスクッと立ち上がり、のちに失敗さえも呵呵大笑できる。そんな宇野千代さんをモデルとした葉野珠の生き方や姿に、いま多くの方が勇気づけられるのではないでしょうか。私もその一人です」とコメントした。

金子は「いつかいつかと夢をみてました。今回、声をかけていただき、そして、それが『ブラッサム』で本当に嬉しく光栄です。毎話脚本を拝読する度、高揚感が高まります。珠がとにかく魅力的です。大きく揺れ動く時代の中で強く生きていく珠の姿を僕も目に焼き付けたいと思います。僕自身も、真心込めて“木村保”として『ブラッサム』の中に生きていきたいと思います。よろしくお願いします!」と述べた。

番組ロゴはデザイナーの矢後直規氏が手がけた。矢後氏は「石橋静河さんが葉野珠を演じるように、僕は葉野珠がこのタイトルロゴをデザインするとしたらどうするだろうかと考えました。きっと、儚くて凛とした、弱さと強さが共存した文字を書いたでしょう。彼女はそれを、手書きの文字で一瞬で仕上げてしまうでしょう。それはまるで桜のように、一瞬の輝きに長い年月を閉じ込めたような重みを持っているでしょう。このロゴが物語を支える1人の役者になれますように」とコメントした。
担当ディレクターの佐藤玲衣氏は「このタイトルロゴには、陰のなかにいても、光を見つけ少しずつ枝を伸ばしていく…そんな珠さんの生きる力を感じます。矢後さんのデザインは強く心に引っかかり、それでいて自然にそっとそこにあるような…新しい気持ちをくださいます。日々形を変える桜の木、そして珠さん。きっと、このタイトルロゴの見え方も毎日変わっていくように思います」と語った。
制作統括の村山峻平氏は「主人公・葉野珠の故郷である岩国に暮らし、珠の青春時代に大きな影響を与える人々を発表いたしました。独特の雰囲気ただよう葉野家の父と母。陽気なご近所・岩田屋さん。突如、現れる親戚の面々。そして珠の支えとなる同士たち。物語のはじまりの舞台となる岩国では、小説家・珠の原点ともいえる出来事が、つぎつぎと繰り広げられていきます。熱量のあるキャストの方々が役柄に感性を植え、彩りを与え、どんな花を咲かせてくださるのか、『ブラッサム』の撮影が待ち遠しく、とても興奮しています」とコメントした。













