1日、エイベックスの松浦勝人会長が自身の公式Xを更新。急遽中止となった浜崎あゆみの上海公演について、その舞台裏と心境を明かした。
浜崎あゆみのアジアツアー上海公演は、11月29日に開催予定だったが、日中関係の緊張の高まりを背景に前日28日に急遽中止が発表された。浜崎自身もインスタグラムで「言葉になりません」と悲痛な胸中を吐露。また、中止決定後の29日には、集まるはずだったファンのために、無観客の状態で1曲目からアンコールまで全てのパフォーマンスを行ったことが報告されている。
松浦氏は、「上海公演の前夜、すべてが音もなく崩れた」と切り出し、公演中止が決まった瞬間の様子を回顧。「見せしめのようで怖かった、とどこかでこぼれた声が胸に残る」と、現場の緊迫した空気を伝えた。さらに「大人たちが追い詰められていく光景は、触れただけで震えるほど重かった」と続け、関係者たちが直面した苦悩を表現。「あの数日は、まるで映画の中をさまよっているようだった」と振り返り、「#浜崎あゆみ」「#上海」「#トラウマ」というハッシュタグを添えて投稿を結んでいる。
この投稿には、「今回の彼女のパフォーマンスは歴史に残るでしょう」「胸に刻まれた重さ、想像以上だったと思う…。 言葉にしてくれてありがとう。」「どうか自分の心も守ってね。」「無観客でも ファンの魂に響いた」などといった多くの声が寄せられている。






