26日放送の連続テレビ小説『ブギウギ』第62話では、村山興業・坂口（黒田有）の男気が話題を呼んだ。
スズ子（趣里）の献身的な看病で愛助（水上恒司）も快方に向かっていたが、一方でマネージャーだった山下（近藤芳正）もいないことで、楽団の活動はままならなくなっていた。
それを見かねた愛助が、母トミ（小雪）に直談判をしてくると言い出すと、坂口は慌てて「このご時世に結核のボンを大阪に帰すなんて、でけまへん！」と制止。自ら社長を説得することに。
これまでスズ子を邪険に扱い、愛助との交際を妨害してきた坂口だったが、スズ子の誠実さに感じ入ったのか、応援する側に回り始める。むろん三鷹に家を借り上げて、スズ子に愛助の世話係をさせたのもその1つだろう。
坂口はこの日、トミに東京での売上を報告したあと、意を決して、山下をスズ子のマネージャーに戻すことを訴える。さらに愛助の世話係が、実はスズ子であることを初めて打ち明ける。反発するトミに、坂口はスズ子の良さを懸命に伝え、「ボンがほれるのも分かりますわ。ワシもボンと同じ思いだす。福来スズ子の力になりたい！」と熱弁する。この行動にコメント欄には「グッジョブ」「めっちゃいい人」「坂口さんなんとも頼もしい」など感動の声が広がっている。
明日27日放送の第63話。トミ（小雪）の許しが出て、山下（近藤芳正）が正式に楽団のマネージャーとして加わることに。スズ子（趣里）は、各地の公演から東京に戻ると愛助（水上恒司）の看病を続けるという忙しい日々を過ごす。やがて愛助も回復し、2人はささやかな幸せな生活を送っていた。
「この時代に一人の女性が駆け上がっていく中で、こういう男性が隣にいてくれたら生きていけるという愛助をつくりたい」
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) December 25, 2023
水上恒司さんのことばです。
幸せを感じながらも葛藤する愛助さん。
スズちゃんと愛助さんのこれからを、どうぞ見守ってくださいね！#水上恒司 #黒田有#ブギウギ pic.twitter.com/udKePNkluW
