フジテレビ、10月期改編会見で“ジャニーズ性加害問題”や“TOBE所属のタレント起用”に言及! | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

フジテレビ、10月期改編会見で“ジャニーズ性加害問題”や“TOBE所属のタレント起用”に言及!

エンタメ その他
フジテレビ社屋【撮影:小宮山あきの】
  • フジテレビ社屋【撮影:小宮山あきの】
  • フジテレビ社屋【撮影:小宮山あきの】
 フジテレビは4日、2023年10月期改編 記者発表を開催。編成制作局長の立松嗣章氏が、メディアの責任も問われているジャニーズの性加害問題や、TOBE所属のタレントの起用に言及した。

 会見で同社は、この秋の改編テーマは「やっぱり、楽しくなければフジテレビじゃない」と発表。1981年に同社が掲げたスローガン「楽しくなければフジテレビじゃない」から42年を経て、人々の時間の使い方が変化・多様化する中でも様々な種類の「楽しい」作品を届け、「一番面白いコンテンツを作る会社を真剣に目指していく」と目標を掲げた。

 10月期の新ドラマは、昨年大ヒットしたドラマ『silent』でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く『いちばんすきな花』(木曜22時)を届けるほか、月9枠は二宮和也・大沢たかお・中谷美紀トリプル主演するドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』を放送。

 さらに、金曜よる9時枠「金9ドラマ」を54年ぶりに復活させ、ムロツヨシと平手友梨奈がバディを組むリーガルドラマ『うちの弁護士は手がかかる』を視聴者に届ける。

 新バラエティー番組の目玉は、『VS魂』の終了に伴い、相葉雅紀が同枠でMCとして出演する『木7◎×部(もくしちまるばつぶ)』(木曜19時)、テレ東出身のヒットメーカー・佐久間宣行氏が手掛け、オードリーとハライチが出演する『オドオド×ハラハラ』(木曜20時)、菊池風磨と長谷川忍が“オモシロい企画”に挑戦する『何か“オモシロいコト”ないの?』(月曜23時)を新設。人気番組『突然ですが占ってもいいですか』がゴールデンに昇格し、『潜在能力テスト』『キスマイ超BUSAIKU!?』『爆買い☆スター恩返し』『林修のニッポンドリル』『TOKIOカケル』は終了となる。

 質疑応答では、ジャニーズ事務所の性加害問題が、先日の専門家の調査委員会の会見で「性加害の認定」があり、メディアの責任にも言及されたことを受け、「今回の改編について、タレントの起用方針はどのように判断したか」と質問が上がると、立松氏は「当然、性加害は許されることではない」とし、「メディアの沈黙ということに関しては、ご指摘を真摯に受け止めなければならない。今週ジャニーズ事務所さんの方で会見があると聞いているので、我々しては今週の会見も含めて注視したい」とコメント。

 所属タレントの起用に関しては、「タレントさんに問題があったわけではないので、我々としては、これまで通りの番組出演という判断でキャスティングしていく」とした。

 滝沢秀明氏が立ち上げたTOBE所属のタレントの起用についての方針を聞かれると「キャスティングに関しては、番組制作陣の考えが非常に大きい。現段階で、まだTOBEさんから(タレントを)キャスティングをするという話は(制作陣から)聞いておりませんが、キャスティングは、この人とやりたいという現場の希望、熱を持って作っていくものなので、そういう話があれば検討していきたい」と前向きに語った。
《小宮山あきの》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top