朝ドラ『舞いあがれ!』制作統括、山下美月&長濱ねるの起用理由を語る | RBB TODAY
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朝ドラ『舞いあがれ!』制作統括、山下美月&長濱ねるの起用理由を語る

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(C)NHK
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 10月3日から放送スタートする連続テレビ小説『舞いあがれ!』制作統括の熊野律時氏が取材会を開催。ヒロインを演じる福原遥の魅力やキャストの起用理由、見どころなどを語った。

 同作は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かって奮闘するヒロイン・岩倉舞(福原遥)の姿を描く物語。

 熊野氏は“ヒロイン×空”を結び付けた物語の着想について、「コロナで飛行機が飛ばなくなる時代があった中で人が行きたい所に行けない、やりたいことができないということがドンと起きてしまった。空を飛んだり、行きたい所に行けることは実は貴重なこと。もう一回見詰め直してみることが大事なのではないかと思った」と意図を説明。

 物語の象徴として登場する五島列島の「ばらもん凧」は「向かい風を受けてこそ空高く飛べるもの」とし、「困難がある中でも空を見上げて進んでいく舞の成長を、ぜひ見守っていただければ」と見どころを語った。

 福原の魅力については、「舞のキャラクターにぴったりの方。舞は周りを強く引っ張って行く人ではなく、周りの人たちと一緒になって考えて進んでいけるヒロインですが、福原さん自身がまさにそういう方。(現場では)福原さんの周りに陽だまりができていて、みんなが自然と集まってきている」と撮影現場の様子を明かした。

 同作では、舞の幼なじみを山下美月(望月久留美役)と赤楚衛二(梅津貴司役)が、舞が五島列島で出会う若者を長濱ねる(山中さくら役)が演じる。

 「山下さんの印象は?」との問いに熊野氏は、「いろんな活動をされてきた方ですが、実際にお会いしすると、落ち着いた堅実な部分もある方だなと思った。久留美は苦労人で地に足の着いたキャラクターなので、山下さんの落ち着いた部分が合っていた」と起用理由を語り、「(現場では)声のトーンを低めにして、堅実に進んでいく人として演じていただいています」と明かした。

 赤楚が演じる貴司については、「舞が素直に自分の気持ちを語ったりできるキャラクター。赤楚さんのやわらかい笑顔が魅力的なので、心がホッとできる大事な存在として描いていきたい」とコメント。

 長濱の起用理由については、「五島に子どもの時にお住まいだったこともあり、五島への思いを強く抱いていらっしゃる。『五島の言葉でびっくりした時は『あっぱよー』って言うんですよ』と教えてくれたり、こういう方に五島の人を演じてもらうのが大事なんじゃないかなと思った」とし、「ふわっとした独特の雰囲気をお持ちの方。さくらは面白いキャラクターなので楽しみにしていただければ」とアピールした。
《小宮山あきの》
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