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ソフトバンクと藤枝市、見守りや徘徊対策に活用できるIoTプラットフォームを構築へ

IT・デジタル セキュリティ
LPWA(Low Power Wide Area)は低コストかつ低消費電力で長距離通信を実現する無線規格。やり取りするデータ量が小さいIoTに適した規格として注目が高まっている(画像はプレスリリースより)
  • LPWA(Low Power Wide Area)は低コストかつ低消費電力で長距離通信を実現する無線規格。やり取りするデータ量が小さいIoTに適した規格として注目が高まっている(画像はプレスリリースより)
  • ソフトバンクは今年9月にLPWAネットワークの一つである「LoRaWAN」の提供開始を発表。今回の藤枝市においても市内各所に「LoRaWAN」の基地局を設置し、広域な通信エリアを構築する予定(画像はプレスリリースより)
 静岡県藤枝市とソフトバンクは6日、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークを活用したIoTプラットフォームを藤枝市全域を目標に構築し、実証実験を行うことに合意した。

 今年6月に両者が締結した包括連携協定に基づくもので、ソフトバンクによるとLPWAネットワークを活用して自治体全域をカバーするIoTプラットフォームの構築を表明するのは国内初となる。

 NB-IoT、Cat-M1、LoRaWANなどの通信規格を収容可能なプラットフォームとして構築。LPWAネットワークで実現する低コスト・低消費電力の通信インフラをシームレスにつなぐプラットフォームとして、他のサービス事業者も利用可能なエコシステム型のIoTプラットフォームを提供する。

 実証実験としては、位置情報検索や登下校確認といった子どもの見守りシステムを構築し、2017年度に提供を開始する予定。またFMS(ファシリティーマネジメントシステム)やスマートメーター、公共インフラ管理、スマートパーキングおよび農業のセンシング技術への活用も想定しているほか、国内外のサービス事業者によるプラットフォームの利用申し込みも随時受け付ける。

 藤枝市内でのICTの利活用を促進するとともに、さまざまなIoTサービスの検証フィールドとして整備することによって、藤枝市だけでなく日本国内でのIoTサービスの普及を促進することが狙いだ。

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《防犯システム取材班/鷹野弘》
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