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一般公開スタート!強化されたTwitter連携など「新生Spotify」のポイントとは?

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Spotifyの一般公開がスタートした
  • Spotifyの一般公開がスタートした
  • スポティファイジャパンの玉木一郎氏
  • BABYMETALとのコラボレーションもSpotifyの国内スタートダッシュを後押しした
  • DJ TAROなどインフルエンサーが公開したプレイリストも人気
  • ユーザーからの反響も上々だという
  • 国内発のアーティストが海外でブレイクするきっかけもSpotifyが作りだしている
  • Shazamによる音楽検索との便利な連携機能も公開
  • Twitterによるシェア機能も強化
■外部オーディオ機器やカーエンターテインメントにもつながっていく

 Spotifyを「いつでも・どこでも」楽しめるようパートナーも広げていく。9月末の国内ローンチの際に発表されたWi-Fiオーディオ機器との連携サービスである「Spotify Connect」については、現在100種類以上の対応デバイスが揃ってきたという。対応製品を展開するメーカーの中にはソニー、ヤマハ、テクニクス、マランツ、デノン、パイオニアなどのお馴染みの国内オーディオブランドの名前が並ぶ。

 とりわけアメリカのオーディオブランドであるボーズとのパートナーシップは緊密なものであるという。本日の記者会見には、ボーズの日本法人から代表取締役社長のピエール・ベルラン氏が列席し、Spotifyとのパートナーシップについてコメントした。

 ボーズは新たな音楽リスニングの楽しみ方を、とてもシンプルに提供することを心がけてきたというベルラン氏。同社のネットワークオーディオスピーカー「SoundTouch 10」は、開発の初期段階からSpotifyと密接にサービスを設計してきた製品だ。またモバイルアプリの「SoundTouch」を使えば、ネットワークスピーカーによる音楽再生を、Spotifyのサービスを統合したかたちでスムーズにリモコン操作ができるのも特徴だ。こうしたアドバンテージは、ボーズとSpotifyがそれぞれの開発リソースを持ち寄りながら、ハードとアプリ、双方向の観点から密接な共同開発ができたことから生まれているとベルラン氏が強調した。

 今後もSpotifyのリスニング環境は宅内やスマホによるポータブルオーディオ環境を超えて、オートモーティブ対応にも広がるようだ。BMWは80車種以上、ボルボは90シリーズが搭載するセンターコンソールに順次Spotify対応の機能を追加していく。同様のサービスがローバーミニも対象に広がっていくという。

 リビングのテレビにもSpotify対応の波は拡大していく。グーグルのHDMI搭載ストリーミング端末である「Chromecast」、並びにソニーのBRAVIAが採用するAndroid TVのプラットフォーム上でSpotifyアプリの提供が予定されている。

 ゲーム機についてはPlayStation Musicとの連携について、キャンペーンなども展開しながらより一層強化を図る。ソニー・インタラクティブエンタテインメントからは塚嵜英史氏がゲストスピーカーとして記者会見に登壇。CGアーティストのエゴイストと連携しながら、ゲームコンテンツとSpotifyによる音楽再生を結びつけることによって広がる、新しい音楽の楽しみ方をPlayStationシリーズのユーザーに向けてアピールしていきたいと語った。
《山本 敦》
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