理経は8日、Jアラート(全国瞬時警報システム)受信機関向けに、自社開発のJアラート用「新型受信機」の販売を開始した。 Jアラートは弾道ミサイル、津波情報、緊急地震速報などの緊急情報を、国が人工衛星から送信して自治体の防災行政無線などで伝達するシステム。同社はその開発と受信機の提供などに大きく関わっている。 今回の新型受信機は、総務省消防庁がハードウェア仕様とソフトウェアの更新を行ったことを受けたもので、同社では5年ぶりの新型受信機となっている。 新型受信機「MRJA2000」は、高性能サーバによるJアラート電文の解析処理高速化、衛星受信部と解析処理部の分離によるメンテナンス性の向上、利用シーンに合わせて選択可能な複数のラインナップなどを特徴としている。 製品出荷は10月を予定しており、同社では主要製品販売数を初年度10台、次年度1,000台、次々年度500台と見込んでいる。製品構成は3タイプとなり、価格は最小構成モデルが54万円、標準構成130万円、高性能構成モデルが167万円となる。作業費概算は付帯設備80万円、交換作業と各種試験で170万円からとなっている。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<