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「Xperia X Performance」をZシリーズと比較レビュー! 3キャリアから発売される注目機種の実力は?

IT・デジタル スマートフォン
Xperia X Performance
  • Xperia X Performance
  • 背面は大半がメタルパーツだが、ボトムの部分が樹脂パーツになっている
  • メインカメラは23MP
  • 防水仕様のUSB端子
  • 2.5Dガラスを採用し曲線を活かしたデザインとしている
  • 側面の電源ボタンには指紋センサーを内蔵
  • SIMカードとSDカードのスロットは兼用
  • おサイフケータイのセンサーはフロント側に設けている
■カメラの進化はオートフォーカス性能と、フロントカメラの画質

 メインカメラのセンサー解像度は23MPで、いわゆるおまかせオート撮影機能である「プレミアムおまかせオート」で撮影した場合の解像度は8MPという仕様は変わらない。

 Xperia X Performanceではオートフォーカス性能が上がっている。Z5シリーズにも搭載されている被写体を追尾し続けるオブジェクト・トラッキングAFは、被写体の認識率・追従性能を向上させるとともに、これに新しく「予測オートフォーカス」の機能をハイブリッドで追加した。画面の中で被写体が奥行き方向に移動することでピントが外れないよう、シャッターを切るまでのタイムラグの間に、奥行き方向での被写体の移動を“予測”して合わせ続けるというもの。例えば飼い主に向かって走ってくるペットや、駅のホームに滑り込んでくる列車を撮影する時などに真価を発揮しそうだ。

 フロントカメラの進化は明らかに感じられる。新開発の13MPのイメージセンサー「1/3型Exmor RS」が採用されているので、解像度が上がって緻密な写真が撮れるようになっただけでなく、薄暗いシーンも明るく、正確な色合いで再現される。レンズの明るさもZ5のF2.4からF2.0へ、ワイド端の画角も25mmから22mmに広がっている。静止画撮影時のISO感度も3200から6400へ2倍にアップ。そのうえさらにオートフォーカス機能が初めて搭載された。画面の右上端から左下に向かってスワイプすると、メインとフロントのカメラが素速く切り替えられるUIも追加された。正直、筆者はあまり自分撮りはしない方だが、これだけ便利で画質も良くなると何かしらフロントカメラを活用する道を探してしまう。

 クイック起動はカメラの設定メニューから「その他の設定」を開いて、「クイック起動」に入り、「起動&静止画撮影」を選ぶと、本体がスタンバイ状態でもカメラシャッターボタンを押してカメラアプリを起動、静止画が撮影できる機能だ。Xperia X Performanceではそのインターバルが非常に短くなっている。その違いをXperia Z5 Premiumと比較して動画でレポートするので参考にしてほしい。


《山本 敦》
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