この偉業を達成したのは、アメリカのエレクトロニクス会社Aaron's社。米国・メリーランドの広い会場で、70000平方フィートにおよぶ展示ホールに、1200枚のマットレスが、34列にわたり、ドミノの専門家によって延々と並べられた。マットレスはAaron's社の所有するメーカーWoodhaven Industriesのもので、1枚目のマットレスは同社のJohn Robinson社長自らに倒された。
これらの1200枚のマットレスは、ワシントンD.C.エリアの慈善団体に寄付され、貧困家庭や若年ホームレスシェルターに配布されることになっている。Robinson社長は、「ギネス記録への挑戦が、偉大なチーム・ビルディングのイベントとなっている。仲間たちは、コミュニティに恩返しするという使命を自覚しながら、大いに楽しませていただいた」と喜びを語った。
「人間マットレスドミノ」の記録は、2009年にオーストラリア・シドニーで80人が達成したのが始まり。今回破られた旧世界記録は、中国の家具メーカーと北京大学の学生によって2010年に達成された256人だった。