超電導リニア、ギネス記録を達成…最高速度603km/h
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有人走行最高速度記録を達成したのは、4月21日に山梨リニア実験線で実施した高速域走行試験において。記録名は「Fastest maglev train」(最も速い磁気浮上式列車)となる。従来の記録は同じリニアが2003年に記録した581km/hだった。
JR東海は4月21日に、営業線設備の最適設計に資するため、550km/hを超える速度域のデータの取得を目的として高速域走行試験を行ない、その際に過去最高速度を記録した。達成日時は同日10時48分。600km/h以上の走行時間は10.8秒間、600km/h以上の走行距離は1.8kmだった。
山梨リニア実験線では1997年4月に走行試験を開始し、11月には有人走行で最高速度503km/h を記録した。2009年7月に実用技術評価委員会が「営業線仕様および技術基準等の策定を具体的に進めることが可能」と評価、2011年12月に国土交通大臣が超電導リニアに関する技術基準を制定した。累積走行距離は120万kmを超えている。