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年下ボーカリストへ公開告白の新山千春…“尽くす女”は本当に幸せになれないのか

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新山千春
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 「恋人じゃなくてもいい、貴方を支えたいの」。家事をしてあげたい、生活を支えたい、頼られたい……。重い、幸せになれないと言われてしまう世の“尽くす女”たちは、本当に幸せになれないのだろうか?

 タレントの新山千春が、18日に放送された日本テレビ系「ナカイの窓」に出演し、想いを寄せているという年下のボーカリスト(名前は非公開)へ、公開告白をした。新山は意中の彼へ「私にあなたのことを守らせてください。恋人になりたいとは言いません。家政婦でもばあやでもいいので、隣に置いてください」と熱いメッセージを送るも、番組内では「世話を焼きたいという感情は幸せになれない」という指摘を受けていた。尽くすタイプの女性は本当に幸せになれないのだろうか?臨床心理士で神奈川大学教授の杉山崇氏に、心理学の観点から話を聞いた。

 「幸せになれない、というのは言い過ぎですが、幸せへのハードルは高いといえます。1990年代に“共依存”という言葉が知られるようになってから、尽くすタイプの女性は男女関係で幸せになりにくいというイメージが持たれていますね。共依存は、自信のない女性が自分よりも“劣っている”と感じる男性の世話を焼くことで、ダメな自分から目をそらして自信と生きがいを得ることを言います。これに加え、最近では生活を男性中心に設計しない“自立した女性がカッコイイ”という価値観が受け入れられてきたことも、尽くす女性のイメージを悪くした原因のひとつでしょう」。

 「彼が好き」なのではなく「彼に尽くしている自分が好き」、無意識に彼より優位に立っている自分に、喜びを感じてしまっているようだ。しかし、それを“幸せ”ではないと言うのはまだ早い。

 「幸せになれるかどうかは相手の男性次第です。大好きな人の世話を焼くという喜びも、決して悪いものではありません。大正や昭和の時代であれば良妻として喜ばれた生き方でもあります。現代では少々古い気もしますが、男性への愛情が持続し、男性もそれに応えて女性を大切にしてくれるのであれば、これもひとつの愛の形と言えるでしょう。幸せな世話焼き女性として新山さんも輝くのではないでしょうか」

 04年12月に結婚し、娘が誕生。昨年12月に10年間連れ添った夫と離婚し、シングルマザーとして生活を始めたばかりの新山。しばらくの間は子育てと恋愛の両方に奮闘することになりそうだ。
《RBB TODAY》
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