長崎国際テレビ(NIB)は7月13日に見返りを求めない“縁の下の贈り人”の謎を解明するドキュメントバラエティー『アナタの街の隠れたヒーロー 縁の下の贈り人』を放送する。


同番組では、日本各地に存在する寄付行為を行う人々に密着。生まれも育ちも和歌山市の塚本治雄さん(87歳)が地元・和歌山に寄付や寄贈をする話、長崎県・五島列島の『贈り人』浦善範さんが卓球道具を無償で島の小中学校に寄付する話など、見返りを求めない縁の下の贈り人を直撃し、その謎を解明。贈り人の想いや人となりに迫る。


また、ボランティアや寄付のデータを元に算出する「世界人助けランキング」で日本が142カ国中141位という現実も紹介。G7の中でも最下位で、アジアの国々の中でも最下位という状況を伝える。
【出演者コメント】
田村淳:いろんな寄贈をされている方の思いに触れて、すごくハッピーな気持ちになりました。縁の下で何かを支えている人が、多分いろんなまちにもっといるはずだなと思って。あまりそういうところに今までフォーカスしてなかったですけど、自分の地元に帰った時に、誰かが何かを寄贈しているんじゃないかなという視点でまちを巡るのもまたちょっと楽しいかなって感じましたね。僕はお城が好きなので、地震で石垣が崩れたとか、維持するのが大変だっていう時に寄付することが多いんですけど、こういうことを言うと、寄付したことを自慢しているみたいになるけど、堂々とやっていいなとこの番組を見て感じました。まちのために何かしたいなと思ってる人がこの番組を見て、何か動き出すきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。

朝日奈央:素敵な贈り人のみなさんを夢中になって見ていてあっという間に時間が過ぎていました。「私が寄贈しました」って大胆に言う人ってなかなかいらっしゃらないと思うので、こうやってフォーカスして皆さんの熱い想いを届けられる番組があるのってすごい素敵だなって思いました。救急車とかも寄贈できることを知って、誰かが寄贈してくれたからみんなが暮らしやすくなっているのかなとかすごく考えさせられる日でした。寄贈を考えたことがない方の何かのきっかけとなる番組だと思います。私自身もそうなんですけど、何か少しでも人のためにできることがあるんじゃないかなと思うので、ぜひ多くの方に見ていただきたいなと思います。

河井ゆずる:寄贈される方の背景・思い・環境などによって寄贈の形が様々で、その過程やバックグラウンドを知ることができました。誰かが何かやるのを待っているのではなく、本当に微力だとは思いますが、僕が動くことで1ミリでも2ミリでも少しでも何かが好転するきっかけになればいいなという思いで自分も寄付やボランティア活動をしています。きっと寄付・寄贈したい人ってきっかけがないだけで実はめっちゃいると思うんです!ちょっとやってみたいけどやり方わからんなとか気持ちはあるんだけど…とちょっと背中を押してほしい人にぜひご覧いただきたいです。
