警視庁と愛知県警が、容疑者の画像などをネットで公開し、広く情報を募っていた2件の事件の容疑者の逮捕と検挙が、10日、それぞれの公式Twitterで発表された。 まず警視庁は、債権募集を偽り約700万円をだまし取った特殊詐欺事件の容疑者を逮捕したことを発表した。 逮捕容疑は2014年7月、群馬県の女性に電話で架空の債券取り引きを持ちかけた上で、その際のトラブル解決を名目に現金約700万円をだまし取ったというもの。今年の4月から公式Twitterアカウント(@MPD_keiji)や警視庁公式Webサイトで容疑者の氏名や防犯カメラ画像を公開し、情報提供を呼び掛けていた。 続いて愛知県警は、名古屋市緑区・東海市内において9月に連続発生したコンビニ強盗事件の容疑者の検挙を発表。防犯カメラ画像などを公開してから数多くの情報提供を受けたことに対して公式Twitterアカウント(@AP_sou1)で感謝の意を伝えている。 いずれの事件でも防犯カメラがとらえた容疑者画像をTwitterやWebサイトで公開するという手法が効果を上げた形となる。