4K対応ネットワークカメラと大容量保存に対応……ソニー、次世代光ディスクのストレージシステム | RBB TODAY
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4K対応ネットワークカメラと大容量保存に対応……ソニー、次世代光ディスクのストレージシステム

エンタープライズ セキュリティ
ソニーではネットワークカメラの技術を活かした食品工場向けの監視ソリューションに注力しており、今回の展示会でも豊富な製品ラインナップを活かした提案を行っていた(撮影:防犯システム取材班)
  • ソニーではネットワークカメラの技術を活かした食品工場向けの監視ソリューションに注力しており、今回の展示会でも豊富な製品ラインナップを活かした提案を行っていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 同社最上位の4Kネットワークカメラ「SNC-VM772R」は3840x2160ピクセルで30fps出力を可能としており、最低被写体照度0.06ルクスの高感度を誇る。発売日は12月中旬を予定(撮影:防犯システム取材班)
  • 映像の長期保存に適したオプティカルディスク・アーカイブのユニット。ドライブの価格は64万円から。より大規模な保存に対応する拡張用ライブラリーシリーズでは、最大802.5TBまで管理が可能(撮影:防犯システム取材班)
  • オプティカルディスク・アーカイブメディアとHDD、データテープによる消費電力を比較した図(10年間試算)。記録・再生時の消費電力、保存時の空調にかかる電力など、大幅な省エネを実現(画像は公式Webサイトより)
 ソニーは東京ビッグサイトで2日まで開催されていた「フードセーフティージャパン2015」にて、4K対応ネットワークカメラを始めとした監視カメラソリューションの展示を行った。

 同社初の屋外対応4K対応ネットワークカメラ「SNC-VM772R」は当初8月の発売が予定されていたものの、その後、8月に12月中旬発売予定になると告知されていた。現在、準備は順調で、近日中に正確な発売日を告知できる状態だという。

 フードディフェンス向けソリューションとしては、統合映像監視ソリューション「FIREDIPPER」を活用した工場内の監視環境を提案していた。

 同ソリューションでは録画データの長期バックアップ環境として、ストレージシステム「Optical Disc Archive」(オプティカルディスク・アーカイブ)を採用し、業務用次世代光ディスク「オプティカルディスク・アーカイブメディア」をカートリッジ式にして使用することで、大容量データの長期保存を低コストで行うことを可能にしている。

 1カートリッジ12枚の「オプティカルディスク・アーカイブメディア」で構成されており、各ディスクは、300GBから1.5TBまでの容量に対応。ドライブ拡張ユニットにより更なる大容量保存にも対応する。

 この「Optical Disc Archive」を採用することで、ネットワークカメラの高解像度化に伴うストレージコストの増大という課題を抑制。従来のHDDやデータテープによる保存と比較すると、保存のために特別な環境を整える必要がないため、消費電力を大幅に削減し、結果として長期での管理コストを抑えることが可能になる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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