利便性とセキュリティを両立する入退室管理ソリューション……日精 | RBB TODAY
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利便性とセキュリティを両立する入退室管理ソリューション……日精

エンタープライズ セキュリティ
カメレオンコードに対応した入退室管理用の認証端末「AC-7000」。人が近づくと自動で顔を認識し、カメレオンコードと組み合わせることで完全ハンズフリーによる2要素認証、ログ管理を行う入退室管理システムが構築できる(撮影:防犯システム取材班)
  • カメレオンコードに対応した入退室管理用の認証端末「AC-7000」。人が近づくと自動で顔を認識し、カメレオンコードと組み合わせることで完全ハンズフリーによる2要素認証、ログ管理を行う入退室管理システムが構築できる(撮影:防犯システム取材班)
  • 日精が手がける入退室管理用の各種認証端末の数々。カメラ付きで認証者の顔画像のログ管理が行える指紋認証端末や、防水・防塵・PoE対応の屋外設置用認証端末、指紋認証やカード認証、顔認証などを組み合わせた端末などもラインナップされている(撮影:防犯システム取材班)
  • カメレオンコードの一例。従来のICカードの代わりに認証キーとして使うことができ、利用時はプリントした紙などをカードホルダーに入れて運用する。ICカードよりも低コストで認証キーの発行、再発行が行えるのが特徴(撮影:防犯システム取材班)
  • カメレオンコードは、カードホルダーに入れて従来のICカードのように利用できるほか、ヘルメットの側部に貼り付けるといった利用も可能。作業員の安全管理が求められる建設現場や作業現場での利用ニーズも存在する(撮影:防犯システム取材班)
  • カメレオンコードの応用例。カメレオンコードのみの認証なら既存の監視カメラシステムや、タブレットのカメラで運用できるので、建設現場などでの作業員の人数把握、業務管理などに利用可能。災害や事故時の従業員や作業員のスムーズな安否確認に活用できる(撮影:防犯システム取材班)
  • カメレオンコードをヘルメットの側部に貼り付けた建設現場を模したデモ展示。ウォークスルーとまでは言えないが、カメラの前で一瞬立ち止まるだけで認識するので、建設現場などでのスムーズな入退場管理が可能になる。既に採用し、運用を開始している建設会社もある(撮影:防犯システム取材班)
 日精(NISSEI)は東京ビッグサイトで開催されていた「自動認識総合展」にて、顔認証とカラーコードによる自動認識を採用した入退室管理ソリューションに関連した製品の数々を展示した。

 今回の展示で特に目立っていたのが、「カメレオンコード」と呼ばれる2次元カラーコードによる認証に対応した顔認証機能付き入退管理システムだ。

 一般的な入退管理システムの場合、ICカードを使った認証を行うものが多いが、カードの受け渡しによるなりすまし、1回の認証で複数の人間が中に入ってしまう共連れといった不正利用のリスクがあった。

 同システムでは、カメレオンコードを使った認証と顔認証を同時に行うことで、便利かつセキュリティレベルが高い2要素認証を実現する。

 利用時は、認証端末に付いているカメラの前に立ち、顔とカメレオンコードを向けるだけ。自動認識技術により、瞬時に認証を行い、問題なければ連動する電気錠のロックが解除される。顔認証の他にも、指紋認証や暗証番号入力よる認証、非接触型ICカードによる認証と組み合わせることも可能だ。

 ちなみにカメレオンコードに関しては、既存の監視カメラシステムや、タブレット、スマートフォンなどのカメラを使った読み取りもできるので、重要なセキュリティポイントには認証端末を設置し、比較的セキュリティレベルが求められない箇所に関しては、カメラのみの設置で、入退室を管理するといった低コストでの運用方法も選択できる。

 いずれの運用法でも、ハンズフリーでの認証&ログ管理が簡単に行えるため、食品工場などの衛生面への配慮が求められるシーンや、利用者の両手がふさがっていることが多いようなシーンでの導入にも最適だ。

 カメレオンコードに関しては、紙などにも印刷できるので、専用のカードが必要になるICカードと比べると低コストでの運用ができる点も大きな特徴となる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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