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【特集・Netflix】第6回 ひと足早く体験レビュー!4Kテレビ&スマホ&PCで視聴してみた

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パナソニックのNetflix対応4Kテレビ“VIERA”「TH-55CX800N」を借りて視聴した
  • パナソニックのNetflix対応4Kテレビ“VIERA”「TH-55CX800N」を借りて視聴した
  • 9月2日にいよいよ国内でもサービスが始まる「Netflix」のトライアルサービスを体験してみた
  • ユーザーが好みそうなコンテンツを膨大なアーカイブの中から自動で探してレコメンドしてくれる機能はNetflixが独自に開発したアルゴリズムを採用している
  • ユーザーが視聴した作品に関連する作品をプッシュするアルゴリズムも内蔵
  • 4Kの作品も一覧からすぐに見つけられた
  • 作品を選択すると左側に詳細や再生メニューを表示。4K映像、5.1ch音声の作品はアイコンで見分けられるようになっている
  • Netflixオリジナルの「デアデビル」。エピソードは途中からでも視聴が可能
  • 字幕や音声の変更は視聴中でも可能
■ユーザーが見たくなる映像をオススメしてくれるレコメンド機能

 画面をさらに下の方へスクロールしていくと、「Netflixで人気の作品」や「アクション・アドベンチャー」「ラブロマンス」「キッズ・ファミリー」などジャンルごとの分類も並ぶ。さらに注目したいのが、ユーザーの好みを学習する「●●さん(ユーザー名が入る)にイチオシ!」のレコメンド機能だ。

 Netflixではアーカイブに収録されているコンテンツを約77,000通りの種類に分類してから1作品ごとにタグを付け、さらに視聴者の再生履歴を学習。視聴者の好みに合わせて作品をプッシュする独自開発のレコメンドエンジンによって、この「イチオシ!」のメニューに表示している。

 試用を始めてから数日時点で、筆者の「イチオシ!」に並んでいる作品はSF・アクションが多めで、ラブロマンスやキッズアニメが少なめ。なるほど、筆者のテイストにはそこそこ合致している手応えだ。今後さらに使い込めば、もっと絞り込んでいけそうな手応えはある。

■4KテレビでNetflixオリジナル作品を見てみた

 Netflixオリジナルの作品を視聴してみよう。今回はせっかく4Kテレビも用意したので、4Kの高画質な映像も見てみたい。そこでウォシャウスキー姉弟監督の最新ドラマ作品『Sense8/シーズン1』を選んだ。

 リモコンのボタンで作品を選択すると、左側に作品情報や音声・字幕の設定などが並ぶ。Netflixオリジナルの作品かを見分ける手段は、カバーアートの左上に赤いNetflixのロゴが入っているか、あるいは作品詳細のページを開いて左上に「Netflixオリジナル作品」と記載されているかで判別ができる。

 「Sense8」の“シーズン1”は全12本のエピソード。どのエピソードからでも任意に選んで見始めることができる。プレーヤーでリモコンの十字キーから「下」を押すと、音声・字幕が変更できる。

 十字キーの左右ボタン、または早送り・早戻しボタンで作品の任意のポイントにサーチも可能。Blu-rayやDVDのパッケージ作品には打たれているチャプター情報が付与されていないので、任意のシーンに送りたい場合は早送りのみの操作になるが、テレビでの操作の場合はシークバーの上に、劇中のシーンを細かくキャプチャーしたサムネールが表示されるので、見たいシーンが探しやすい。

 なお、見たいシーンのサーチ操作についてはモバイルアプリもPCも、テレビと同じようにサムネイルを表示しながら探せる。チャプター送りよりもさらにきめ細かな頭出し操作ができてとても快適だ。

 パナソニックの4Kテレビ「TH-55CX800N」で視聴した「Sense8」の映像は4Kの醍醐味がはっきりとわかるほどに高精細だった。テレビの映像モードは「スタンダード」に設定してチェックを行ったが、人物の肌の質感や髪の毛の艶など細部の立体感は非常にリアリティが高い。

 「Sense8」では登場人物の微妙な心理状態の変化が、台詞だけでなく映像の光と影の表情によっても頻繁に描かれるので、映像の隅々まで目を凝らしながらストーリーを追いかけていたい作品だ。

 映像のフォーカスが曖昧だと、かえって脳が疲れを感じてしまい、段々と鑑賞するのがおっくうに感じてしまいそうになるが、4Kの大画面テレビなら映像を通じてあらゆる情報が自然に頭の中に入ってきて、物語の世界に没入できる。これこそユーザーが4Kテレビを選んで良かった!と実感できる瞬間だ。

 家族で4ストリーミングまで、それぞれ異なるデバイスを使って好きな時に再生ができるし、この4K映像の出来映えになら毎月1,450円のプレミアムプランを選択しても惜しくないと思えた。
《山本 敦》
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