イルカ追い込み漁問題に著名人も賛否両論……「なら動物実験は?」「自己正当化は難しい」 | RBB TODAY

イルカ追い込み漁問題に著名人も賛否両論……「なら動物実験は?」「自己正当化は難しい」

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 JAZA(日本動物園水族館協会)が、WAZA(世界動物園水族館協会)から、追い込み漁によるイルカの入手を問題視されている件について、著名人も含めネット上で賛否両論が巻き起こっている。

 WAZAは、日本国内の水族館が和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲した野生のイルカを購入していることを理由に、JAZAの会員資格を停止した。

 ネット上では、WAZAの主張に賛否両論が寄せられている。「日本人の当たり前が世界の時代遅れと気付かされる」「人間の欲や楽しむためにイルカを捕獲したり殺したりするのは単純に反対」とWAZAに好意的な見方もあるが、「かわいそうと言うならなぜ牛や豚を殺すのはかわいそうじゃないのか」「日本の伝統を否定している」といった反論も上がっている。

 有名人たちもこの問題にそれぞれの見解を述べており、お笑い芸人の小籔千豊はTwitterで、「フリースタイルラップバトル出たいなと想像している もし世界大会でたら『イルカに対して追い込み漁をやめろってお前ら言ってるけどまず日本に対しての追い込み漁をお前ら先にやめんかい』ってゆうかもな」と冗談めかしてWAZAを批判。また、エジプト出身タレントのフィフィも「イルカや鯨で日本が責められてるけど、その理論は、生態系における食物連鎖からの危惧でなく、非科学的な崇拝に基づくもの。なら動物実験は?フォアグラやモッツァレラは?彼らの中では食物連鎖は階級。自分達の価値観が絶対!途上国の犠牲の上に自分達の生活が成り立ってるって構図は無視なんだよな」とツイートしている。

 一方、脳科学者の茂木健一郎氏は、WAZAの通告に納得しているようで、「そもそも、愛らしいイルカ、という展示をしている水族館のプロフェッショナルたちが、そのイルカたちが、どのような苦痛を伴う手段でそこに来たのか、という問題に無関心、感度が低い、というのが、今日の動物に関する倫理基準に照らして、全く理解できない。自己正当化は難しいでしょう」と断言。また、「国際連盟や、世界動物園水族館協会からは脱退しない方がいい。脱退することで、決定的に道を誤る」と主張している。
《原田》

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