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【木暮祐一のモバイルウォッチ】第73回 SIMロック解除義務化で再び脚光を浴びる「併売店」

ブロードバンド 回線・サービス
札幌の中心、すすきのにほど近い「ゲオモバイル札幌狸小路4丁目店」
  • 札幌の中心、すすきのにほど近い「ゲオモバイル札幌狸小路4丁目店」
  • 国内4キャリアの新品端末の契約も可能
  • 内の契約受付カウンター、買取カウンター。光回線受付も行っている
  • オリジナルのSIMフリー格安スマホ、freetel製「priori2」は9,800円(税別)
  • ミドルレンジクラスのSIMフリースマホ、HUAWEI製「G620S」は21,800円(税別)
  • 中古スマートフォン陳列ケース。膨大な量のスマホが並ぶ
  • 中古タブレットコーナー。来日観光客はモバイルルータを所持しているケースが多く、中古端末もWi-Fiモデルが人気がある
  • 来日観光客を意識したPOP類。プリペイドSIMカードの在庫があることをアピール
 ビデオ・DVDレンタルチェーンといえば、カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開するTSUTAYAとゲオがツートップで競っているが、じつはビジネス戦略は両社で大きく異なる。

 ゲオはゲームの買取・販売も行っている事もあり、客層は両社で大きく違う。またTSUTAYAは大半がフランチャイズ展開であるのに対し、ゲオは全国のほとんどの店舗を直営で運営している。

 そういった意味では、ゲオを利用する顧客層は今まさにガラケーからスマホに乗り換え始めたタイミングであり、かつ安価なスマホを求めているという点で、ゲオが格安新品および中古スマホや格安SIMを取り扱う意義は大きいといえそう。また、ほとんどの店舗が直営ということもあり、ゲオでは新事業を一気に全国展開させやすい環境が整っている。

「もちろん、従来から取り扱ってきたMVNOなども、すでに多くのお客様に利用いただいていることもあり、継続して販売していきます。しかし、今回NTTコミュニケーションズと提携し『ゲオ×OCN SIM』として新たに販売をするにあたり、とくに課題となっていた音声SIMの即日手続きに対応するなど、お客様への利便性を格段に向上させることが可能となりました。新規およびMNPによる音声通話対応の『ゲオ×OCN SIM』の受け渡しに当たっては、従来はゲオアキバ店のみでの対応でしたが、2015年第一四半期中に福岡・博多口店、大阪・日本橋店、札幌・狸小路4丁目店、名古屋・大須新天地店、東京・渋谷センター街店の6店舗に拡大、さらに夏までには全国10店舗、その後も順次拡大を予定しています」(冨永氏)

 また、中古スマホ販売におけるサービス向上にも力を入れていく。そのひとつが保証サービスの対応である。

「中古端末の初期不良対応を1カ月(30日)に延長します。これは全国1,047店舗で4月2日より一斉開始しています。さらに5月からはオプションサービスの付いた有料延長保証サービスも開始する予定で、同様に全国で開始致します。また、保証サービス以外にも、端末を購入してもらいやすいように、割賦決済も可能にしました(※ただし、後述の『ゲオモバイル店』から)。これは新品スマホは勿論、中古端末のいずれも、一括払いのほか12回または24回の分割払いに対応するものです。SIMとのセットはもちろん、端末だけの購入の際にも利用できます」(冨永氏)
《RBB TODAY》
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