【電力自由化EXPO】サービスプロバイダによる電力の見える化……エプコ | RBB TODAY

【電力自由化EXPO】サービスプロバイダによる電力の見える化……エプコ

ブロードバンド 回線・サービス

「くらしサポート」を展示したエプコ
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 電力が自由化されることのメリットは電気代が安くなるだけではない。スマートメーターのデータを利用したさまざまな情報サービスビジネスが想定されている。これらは、利用者に電気にまつわる付加価値を提供する。

 例えば、消費電力や料金をリアルタイムでモニタできるようにしたり、電気の使いすぎを注意したり、HEMSによって効果的に電気代を管理したり、家電機器を制御したりだ。

 「エプコ」は電力自由化EXPOにて、このうち配電盤に電力測定器を取り付けて各種情報サービスを提供するソリューション「くらしサポート」を展示。同社は、新電力事業者向けの業務ソリューションを提供するサービスプロバイダで、「電力自由化EXPO」では事業者向けの需要家の管理、デマンドコントロール、HEMSを使ったサービスなどをサポートするビジネスを紹介している。

 「くらしサポート」は、電力測定器からの情報をベースに節電アドバイスやグラフ表示などを行う。測定器はAC100Vの配線に、センサー内蔵のクリップを挟むクランプ方式で取り付けるので、大きな配線工事をしなくても導入できる。データは5分ごとに収集され、インターネットを経由してクラウドに蓄積、分析される。電気の使用状況だけでなく、事前に設定したガスの使用状況に関するデータと消費電力を組み合わせた状態で使用パターンの分析ができる。光熱費全体での診断が可能だそうだ。

 このソリューションは、福岡県みやま市の実験プロジェクトに導入されているという。ここの住民は、電力の見える化サービスや利用パターン診断などを実際に利用している。この中には、九州地区以外の電力会社の電気代やプランによるシミュレーションも可能で、他府県の電気料金や、自分の利用パターンだとどこが安いかがわかるという。

 もちろん、来年の4月までは電力会社の切り替えはできないが、エプコでは自由化されればネット上で契約の切り替え申込みを実現できればと考えているとのことだ。

 なお、電力自由化がされると、スマートメーターのデータを利用することが可能となるので、クランプ方式の計測よりデータの精度は上がる。
《中尾真二》

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