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体感温度を可視化し空調制御から人の検知まで可能にするソリューション

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温冷感推定アルゴリズムでは、人の表面温度と周囲温度との温度差から放熱量を算出して、対象者が感じている「暑い」「寒い」といった体感を推定して空調制御を行う。省エネと快適性を両立させることが可能となる(画像はプレスリリースより)
  • 温冷感推定アルゴリズムでは、人の表面温度と周囲温度との温度差から放熱量を算出して、対象者が感じている「暑い」「寒い」といった体感を推定して空調制御を行う。省エネと快適性を両立させることが可能となる(画像はプレスリリースより)
  • 「Grid-EYE」はパナソニックが産業機器用に開発した赤外線アレイセンサ。非接触で詳細な温度分布測定と、人や物体の検知を行うことが可能で、複数の人物やジェスチャなどの動作も検知することができる(画像は公式Webサイトより)
 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは23日、赤外線アレイセンサ「Grid-EYE(グリッドアイ)」を用いた温冷感推定アルゴリズムを開発したことを発表した。

 温冷感推定アルゴリズムは、暑い、寒いといった人の温熱快適性の感覚を見分ける技術。同社の赤外線アレイセンサ「Grid-EYE」を用いて、複数の熱画像を合成して安価なセンサで鮮明な熱画像を得る高解像度アルゴリズムと、温冷感推定アルゴリズムを組み合わせることで、人の体感温度に合わせた空調制御、人や物体の検知、正確な位置の把握などを可能としている。

 同社はさまざまな用途に活用できるソリューションとして、独自のソフトウェアと「Grid-EYE」をワンストップで提供する。

 家庭や車、HEMS、BEMSなどの空調制御をはじめ、白物家電やオフィス機器での人物検知など幅広い分野での使用を想定しており、今後は介護・見守り分野や、サーバやデータセンターなど設備異常診断分野などでの展開も予定している。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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