【木暮祐一のモバイルウォッチ】第70回 高まる“スマホ教育”の重要性……総務省が全国でキャンペーンを展開 | RBB TODAY

【木暮祐一のモバイルウォッチ】第70回 高まる“スマホ教育”の重要性……総務省が全国でキャンペーンを展開

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総務省を中心に実施される2015「春のあんしんネット・新学期一斉行動」街頭キャンペーンが先週末から全国でスタート
  • 総務省を中心に実施される2015「春のあんしんネット・新学期一斉行動」街頭キャンペーンが先週末から全国でスタート
  • 7日、東北ブロックでは青森からキャンペーンが開始。会場はイトーヨーカドー青森店の正面玄関
  • ともすれば販売キャンペーンとも捉えられかねないところ、県警やご当地キャラの応援で、安心感を増した
  • 協力機関・団体・企業がそれぞれの啓発パンフなどを配布
  • 家族や高齢者などの携帯・スマートフォンお悩み相談コーナーとして賑わった
 2月は、スマートフォンやインターネットの利用に関するさまざまな普及啓発活動やイベントが目白押しである。これは新年度に向け、新たにインターネットを利用するユーザー層(例えば、進学のタイミングでスマートフォンを契約する中高生など)が増加するタイミングであることから、関連する府省庁や事業者・団体が協力し、全国的に実施されている。

 こうした取り組みの中でも、スマートフォン成熟期となった昨今、重要な活動として注目されているのが「春のあんしんネット・新学期一斉行動」街頭キャンペーンである。2014年から実施されており、今年は2回目となる。

■総務省を中心に関連団体や事業者がキャンペーンを展開

 2015「春のあんしんネット・新学期一斉行動」街頭キャンペーンは、総務省が中心となり、文部科学省などの関連府省庁をはじめ、安心ネットづくり促進協議会や一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会といった関連13団体、通信事業者各社やティーガイア、アイ・ティー・エックスなどの商社系代理店、相互移動通信などの独立系代理店、ヤフーやディー・エヌ・エー、LINEなどのコンテンツ事業者、デジタルアーツやネットスターといったセキュリティ関連事業者など、29事業者が協力。これら府省庁や団体、事業者がタッグを組んで、全国規模で大々的に街頭キャンペーンを行うものだ。

 また、総務省北海道総合通信局、同東北総合通信局、同九州総合通信局は、さらに独自の取り組みも加えたキャンペーンを企画し、それぞれの通信局から活動内容に関してプレス発表も行っている。

 筆者の拠点でもある東北エリアは、スマートフォン普及率でも他地域より遅れをとっており、消費者に対して安全にスマートフォンを使ってもらうための取り組みは、これからが正念場となるところなのであろう。7日に行われた青森での実施を皮切りに、東北各地で2015「春のあんしんネット・新学期一斉行動」街頭キャンペーンが順次スタートする。

 ちなみに青森での街頭キャンペーンでは、東北総合通信局の関係者を中心に、東京からは安心ネットづくり促進協議会事務局やディー・エヌ・エー関係者などが協力し、さらに青森県庁企画政策部や青森県警察からも応援が加わり、大規模なキャンペーンが行われた。

■啓発の呼びかけだけでなく実機での体験も

 総務省東北総合通信局によれば、2014年の街頭キャンペーンでは、啓発チラシの配布程度にとどまっていたが、2回目となる今年はスマートフォンやタブレットの実機を有効に活用して、クイズ形式で正しい使い方を学んでもらったり、トラブルを実体験してもらうコーナーを設置。また気軽に子どもや若者たちが安心してブースに立ち寄ってもらえるよう、地元の大学生ボランティアが説明要員として協力を行った。

 具体的には、総務省東北総合通信局が用意した体験コーナーでは、悪質な不正請求サイトや個人情報収集サイトのサンプルを独自サーバ上に用意。不正請求サイトをうっかり表示させ、画面上に高額な請求内容が表示された際に、サービス提供側のサーバ側画面(独自サーバ上の仮想のもの)を見ることで、スマートフォン側のどのような情報が相手に収集されているのかを学べるようなデモンストレーションを行った。また、安心ネットづくり促進協議会はiPadを用いて、「ネットあんぜん検定」という二択式のテスト問題を用意。安全にインターネットを使う知識を確認できるデモンストレーションを行った。
《木暮祐一》

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